赤髪の後輩に愛される黒髪さん【eiji】

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エイジside


エ｢あーーーーー。A不足。｣


そ｢それしか言えねぇのかよ笑｣

そうそらに言われるぐらいAと会えていない。

俺の彼女はHIKAKINさんと並ぶぐらい凄い人間でチャンネル登録者なんて日本一位だ。
そんな人が暇なわけなくて夏に控えるU-FESの企画も中心となって動いている。

そんな彼女が誇らしいけどこんなに会えないのかと嘆いてしまう。
そんな自分に腹が立つ。

ツ｢まぁそんなに落ち込まないでよ。今日はみんなでおいしいもの食べに行こう！｣

リ｢いいね！じゃいつもの焼肉屋予約しとくよ。｣

少しでも元気が出るように気を使ってくれるこいつらには本当に頭が上がらない。
でもそんなことを口に出すと調子に乗るから絶対言わないけど(特にそらには絶対言わない。)



そ｢えいちゃん姉御に500万人のおめでとうのメッセージ送ったの？｣

エ｢直接言いたいから言ってない。｣


ツ｢いつ会えるかわかんないのにいいの？｣


リ｢みっくん割ときついこと言ってるからね笑｣


ツ｢え？笑｣


そ｢自覚なしかよ笑｣


それでもみっくんの言う通りだ。
本当は一番にお祝いしたかった。でも忙しかったと言い訳していまだ祝えていない...。


エ｢はぁ...。｣


そ｢ほらみっくんがとどめ刺したんだからね！｣


ツ｢そんなつもりなかったんだけど笑｣

いつもならそこに加わるのだがそんな気分でもなく携帯をいじっているとマホトさんから電話がかかってきた。
みっくんとそらがうるさいから少し離れて電話に出る。

エ｢もしもし？｣

マ『お疲れー。今大丈夫？』


エ｢お疲れ様です。はい大丈夫です。｣


マ『エイジ悪いんだけど新宿までユリ迎えに行ってほしんだ。』


エ｢どうしたんですか？｣


マ『今HIKAKINさんから電話かかってきてさ500万人のお祝いで飲んでたらしいんだけどテンション上がりすぎてあの鬼肝臓が酔っぱらってるらしいんだ。俺今地方にでっちゃてるから俺以外で頼めるのエイジしかいなくてさ。』

少しでもAに会えるんだ断る理由なんてない。


エ｢わかりましたあとはHIKAKINさんに連絡して聞きます。｣


マ『おう。んじゃユリのことよろしくな。』


マホトさんとの電話を切って後ろを振り返るとメンバーがニヤニヤしていた。


エ｢...聞いてたの？｣


ツ｢人聞き悪いなぁ聞こえたの！｣


エ｢変わんないじゃん笑悪いけど夜飯みんなで行ってくれる？｣


リ｢気にしないでいいから武さんのとこ行ってあげな。｣




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