赤髪の後輩に愛される黒髪さん【eiji】

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私がそういうとエイジ君はまた大きなため息をついて抱きしめてくれた。

エ｢そういってもらえて安心しました。でも俺はAさんが怖いと思うことはしたくないです。だから俺たちのペースで行きましょう。あ、キスは許してくださいね？笑｣

エイジ君は年上の私よりいろんなことを考えてくれる。
本当に私にはもったいない彼氏だなぁ。

貴｢じゃ今しとく？笑｣

エ｢もちろん笑｣


そのままエイジ君の部屋でお話をしていると眠くなっていつのまにか寝ていた。

目が覚めると目に入るのは真っ赤に染められた髪。
本当にこの子のそばにいると安心する。

こんなに寝れたのはいつぶりだろう。

貴｢好きだなぁ。｣

彼の腕から抜け出しリビングに向かう。
マホト達はまだ寝ていたから近くにあったブランケットを四人にかける。

その様子を写真に収めTwitterに載せる。

ユリ ✓
＠yuri_YURI0825

仲がいいね笑

(四人が雑魚寝してる写真)


AAA
寝顔可愛いー！

BBB
あれえいちゃんは？

CCC
ユリナイス！！

DDD
即保存した笑



よし朝ごはんという名のお昼ご飯作ろうかなぁ。
アバハウスには何回も来てるから冷蔵庫とかも勝手に開けちゃう。

あらら本当になんもないな笑
買い物行かなきゃ。

皆寝てるから静かに準備して家を出る。
一応エイジ君に言おうか迷ったけど寝たのが遅かったから声をかけずに出てきてしまった。
早く買い物して早く帰ろう。

.


.


買い物が終わって袋に詰めているとエイジ君から電話がかかってきた。

貴｢もしエ｢Aさん今どこにいるんですか！？｣

電話越しからも伝わる焦った声色。

貴｢...アバハウスから一番近いスーパーだよ。｣

エ｢今から行くんでそこにいてください。｣

貴｢えっ後持って帰るだけだエ｢そこに、いてくださいね。｣...はい。｣

エイジ君って割と心配性だな...笑

数分後お店の前で待っていると道の向こうからエイジ君が走ってくるのが見えた。

エ｢Aさん！！｣

走ってきた勢いのまま抱きついてきて少しよろめくが何とかこらえる。

エ｢Aさんがどっかの行っちゃったのかと思った。｣

可愛いな笑

貴｢どこにも行かないよ。ごめんね一言声かければよかったね。｣

エ｢...はい。これかからは絶対声かけてくださいね。荷物持ちするしAさんとも一緒にいたいから。｣


貴｢うん。次からはそうさせてもらうね。じゃ帰ろうか。｣


私も一緒にいたいから、とは恥ずかしいから言わない。


.

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