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「なるほど。ナナリーは氷だな。この中じゃ氷はお前だけになる。隣の教室がどうだかは分からないが、やっぱり少ないか」
後ろで先生が頷いている。氷は少ないんだ。
「魔法型が氷の先生もいるから大丈夫、大丈夫。心配するな」
ナナリーは指をパチンと鳴らして魔法を解いた。
ナナリーが椅子に戻ってくると、例のごとくアイツが飽きずにちょっかいをかけた。
「え？ お前瞳の色も変わってる」
「うそ！」
「嘘だよ」
「嘘かよ」
「嘘」
「なんなの！？」
『ホントだよナナリー。僕と同じ、碧色になってる』
「わあ･･･」
「次はアスタリア。前に来てくれ」
おっと。自分のことをすっかり忘れていた。
はーいと返事をして先生の元へと行く。自分のことだけどもはやどうでも良くなった。
利き手を伸ばし、呪文を唱えた。
『セーメイオン』
その瞬間、
･･･僕の手から火と水、その両方が出現し、互いを打ち消しあって大量の水蒸気が発生した。
『な、何これ。一体何なの？』
「アスタリア！止めろ！」
呆然としていたが先生の声で我に返り、慌てて消す。
「何てこった･･･。アスタリア、お前の魔法型は火と水の二つだ」
『せ、先生･･･そんなことってあるのですか？』
「先生も聞いたことねーけどな･･･でもお前がなったし、歴史にも稀に出て来た。証拠と言っちゃあ何だが、お前の瞳アメジストみたいな紫になってんぞ？」
『へぇ・・・・・・』
「姉妹そろって珍しいなー」
ホレホレと席に戻される。席につくと、ナナリーが流石アリアお姉ちゃん！と誉めてくれた。
ぎゅっと抱きしめ、いい子いい子する。先生の視線は無視だ。
何はともあれ、これは火と水、本来二つも扱えない攻守魔法を扱えることが出来るということ。
前向きに考え、しっかりと使いこなすために努力しよう、と決意した。
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- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
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まくすうぇる(プロフ) - みいちいさん» え･･･あ、ありがとうございます！そんなことを言っていただけるなんて感謝感激です！(泣)（うふふ･･･更新意欲がまたわいちゃうかも）←キモ(( (2020年2月22日 23時) (
レス) id: db32ad90f1 (このIDを非表示/違反報告)
みいちい - この小説を書いていただき本っっ当にありがとうございました!!とっっても面白かったです!! (2020年2月22日 20時) (レス) id: e1040108a0 (このIDを非表示/違反報告)
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