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勇次郎side
あからさまに困った顔になったA。
迷惑だった?
俺の勝手な想像だが、Aも桜丘かと思っていた
で、実際いなかったってゆーね。
あ「どこだろーね?」
勇「Aの学校聞いてるのに?」
あ「うん。自分で探した方がいいよ。私は口が裂けても言えないからね」
一人で勝手に頷いてる
隠すようなこと?
愛「あっ!偏差値悪いんだろ!」
当たったとでも言いたげな顔をする愛蔵
相手に失礼でしょ。
勇「偏差値とか、人としてどうかと思うけどね」
愛「はぁ!?」
あ「うん、自分達で探すんだっ!」
俺の単なる直感なんだけど、
Aに似てる人、クラスにいなかった?
佐藤敦希、とか言う奴。
兄弟?双子か。
勇「ふーん。じゃ、探してみる。」
その直後、スタッフさんに呼ばれて俺たちは移動した
なんか、今日の仕事は雑誌の取材だとか。
そこらの女優とかモデルに受けさせればいいのに。
───────
あ「お疲れ様でしたー!」
そういうや否や、足早にこの場を去ろうとするA
もう少し、Aと話したい。
勇「A!!!!」
あ「えっ?」
いつもこんな大きな声出さないから、流石のAも驚いてる
勇「お疲れ様でした。」
すぐ挨拶してAに駆け寄る
Aも分かったのか、「あぁ。」と妙に顔をしかめた
勇「一緒に帰ろ。」
あ「まぁ、うん。悪くはないかも。」
佐藤敦希とのこと、聞いてみよ。
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作者名:みんみん | 作成日時:2019年2月28日 17時