第16話 ページ18
「まあまあ、落ち着け、蓮琉、菜紬
騒がしいギャル達みたいだぞ」
「それは私達に失礼すぎですわ←」
『え、蓮琉、キモい』
蓮琉がお嬢様(というか叔母様)口調で喋るから、思わず言ってしまった
菜紬はめっちゃツボりすぎてて、ずっと笑ってる
いや、どこにツボあるんだよ( ˙-˙ )
「失礼します…あっ!桜彩ちゃん!」
いきなり人が入ってきたと思ったら、咲也先輩だった
どうしたんだろ…
「これ!渡し忘れてたんだ!」
そう言って差し出してくれたのは、箱
花柄のかわいい包みがしてある…
なんか、どっかでみたことあるような…
「カントクが桜彩ちゃんお弁当持ってくの忘れたからって!」
あ、いづ姉か…
久しぶりにお弁当食べる気する
『ありがとう、咲也先輩』
「いえいえ!」
笑顔で帰っていく咲也先輩はほんとに健気だ
てか、かわいい。
「付き合ってるの?」
『っ!?!?
びっくりした…いきなりやめてよ、祐叶!!』
振り向くと、すぐ近くに祐叶がいた
その祐叶の後ろでは、蓮琉と菜紬がニヤニヤしていた
『いや、違うからね?』
「とかゆってー、それ、お弁当でしょ?」
『いづ姉が作ってくれたんだって』
「え、お姉さんいたの?」
『うん』
へぇー、と安心したように言う祐叶
そして、あからさまにがっかりしてる蓮琉
こいつ一回埋めたい←
てか、なんでこんなに質問攻めされてんだ、私
「えっ??
なに、桜彩が佐久間先輩のお姉さんと付き合ってて、佐久間先輩のお姉さんがお弁当作ってくれたってこと!?
、、、桜彩が好きなら私は応援するよ」
『いや、話がややこしくなりすぎだわ!!!』
「えっ、じゃ、桜彩のお姉さんが、咲也先輩と付き合ってて、桜彩のこと心配して、お弁当作ってくれたから、渡しとくね
みたいな!?!?」
菜紬に関しては何故そうなるの一言。
そして、なんでキレ気味…?
いや、見た目は男みたいって言われても、中身は女だからね…?
『簡単に言うと、私の姉が監督してる劇団に入る事になって、劇団員が住んでる寮に住むことになったってこと』
「その劇団員に、佐久間先輩、碓氷、摂津先輩がいたってこと?」
『さすが、祐叶、わかりやすくまとめてくれてありがとう』
ラッキーキャラ
皇 天馬
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-kanade-(プロフ) - Сириусさん» ああああ、ご指摘ありがとうございます、僕の間違えです、変えさせてもらいました(´;ω;`)これからも誠心誠意頑張っていきます、ありがとうございます! (2017年12月12日 23時) (レス) id: d523633156 (このIDを非表示/違反報告)
Сириус(プロフ) - とても面白いです!あと、真澄は二年生の設定じゃないんですか? (2017年12月11日 5時) (レス) id: dbc03de493 (このIDを非表示/違反報告)
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