誰でもいいから結婚しよ

episode14 ページ15

なにが起きたのか一瞬理解出来なかった。

大分遅れて反応した脳みそが自分の唇に成瀬のが重なってることを教えてくれる。


は？？てことはキスってこと？？


「ちょっ、ちょっとなるせ！！」

思わず成瀬を押しのける。

等の本人は何食わぬ顔してこちらをじっと見てる。
その目は先程と変わらない

どうしたらいいかわかんなくて、
何を言ったらいいのかわかんなくて、
気まずくて目線を逸らしていると不意に成瀬が口を開いた。


「俺は、めいちゃんに誘われても飲みに行かない」



「え？？」

思わず口に出てしまった。

だって、成瀬の大切なお友達のめいちゃんと私が二人で遊ぶのいやなんじゃないの。


頭の中で？が浮かびまくる。

でも忘れちゃいけない酔っぱらい

さっきの緊張感を忘れたのか、
はたまた成瀬のベッドで成瀬の匂いに安心してるのか。
急にものすごい眠気が襲ってきた。


そんな私を見て
呆れたのか
少し微笑んだ成瀬がこちらに来て私を抱きしめる

な「A。おやすみ。」

聞きなれた心地の良い重低音と、成瀬の体温。そして安心する匂いに包まれて

意識を飛ばした。

その時見えた成瀬の口元が不敵に笑っていたのは気の所為だろうか。




な「もう…手加減しないからな。」




夢に落ちる途中でそう聞こえた気がした。


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更新遅れてすみません。
久しぶりに来たらものすごい沢山の方がお気に入り登録して下さっていて焦りました。
ありがとうございますᵕ̈*
本日の投稿はここまでです。

まだ続きそうです
次回もよろしくお願い致します。

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