【K組】ナンパしてきた男は警察でした【萩原研二】

あと1日(謎の騒動) ページ42

「あと、、１日、、、。」

誕生日が遂に明日に迫る中、私は緊張により腹痛に苦しんでいた。

痛い、、。

ｐｐｐｐ．．．

誰、、。愛子か。

「もしもし？」

『今すぐポアロ来て！』

「は？」

以下ポアロにて

「こんにちは！！愛子いますか？！」

「こんにちはAちゃん。」

「元気してたか？」

「元気ですこんにちは伊達さん清水さん！！」

ちなみに"清水さん"というのは諸伏さんの偽名らしい。なぜ偽名なのか問うたところ、"仕事の都合でね。"と言われた。深堀りするのもよくないだろうと話はそれで終わった。(絶対に本名で呼ばないよう釘を打たれたし、、。)

「Aやっほ。」

「うん、、。」

「元気なさそうだけど、大丈夫？」

梓さん、、やさしい、。

「明日のことを考えると、、緊張で胃が痛くて、、、。」

「驚いたよ。Aさんが萩原のことが好きで、明日告白するなんてね。」

ご丁寧に説明ありがとうございます清水さん、、。

「それで、、何があったの。」

「明日でしょ？」

「、、うん、そうだけど、、。」

「実は今日、ここに来る前に見ちゃったの。」

「何を？」

溜めて言わないでよ、、。怖いんだけど。

「萩原さんと女の人が、仲良さげに歩いてるところ。」

何を言ってるんd、、、、ん？いやもしかしてその人。

「萩原さんって、お姉さんがいたような、、。」

「え？」

「萩原さんが言ってたの。だからもしかして仲良さげに一緒に歩いてた女の人って、萩原さんのお姉さんじゃないの？」

「まじ？」

そんな驚く？

「愛子さん、その女の人ってどんな人だったの？」

カウンターの奥の席に座る清水さんがそう愛子に問うと、"明るめの茶髪で髪は長かったです"と答えた。

「それなら、きっと萩原のお姉さんだね。って言っても写真でしか見たことないけど。」

「良かったなAさん！」

「伊達さん、。はい、良かったです、、。」

一瞬ヒヤッとしたけれど、安心した、、。

「金を出せ！！！」

「え、、？！」

突然、お客さんの1人が騒ぎ出した。

お客さん、あなたは知らないでしょうけどここを選んだのは本当に間違いよ、、。

安室さん、清水さん(元警察官、現在は探偵)

伊達さん(捜査一課の刑事)

私、愛子、梓さんは安室さんたちに誘導されて奥へ移動した。

「警察だ！！大人しく降参しろ！」

伊達さんの背負い投げにより強盗犯は、文字通り大人しく逮捕された。

何だったんだ、、、。

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