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大晦日(初Nosido&愛子の本名㊗) ページ23

「Aー!」

「愛子遅いよー。」

今日は大晦日。というわけでAAは友人の相羽愛子と外食をするために待ち合わせをしていた。

「ごめんごめん!救急外来入っちゃって電車遅れた!」

「え、大丈夫だったの?」

「大丈夫大丈夫!」

それより年越しまでもうすぐだよー!と前を歩く友人にAは慌てて着いていく。

「食べて〜ちょっとカラオケ寄って〜そっからお寺行こっか!」

「元からその予定だったでしょ〜。ほら着いたよ。」

"ポルン"と書かれたオシャレな看板を見つけ、店内へ入っていく。内装は明治ロマンといった風で、店内の時計は懐中時計を模したもの。オレンジ色の灯りがとてもいい雰囲気を演出していた。

「よくこんなお店見つけたね〜。Aってこういうところ好きだっけ?」

「私じゃなくて幼なじみが好きだから、ちょっと気になってね。」

「あ、あの子ね。うわメニューも洒落てる…。」

としばらく時間をつぶし、目的のお寺へ向かう。

「そういえばあんたの旦那はどうしてんだろうね。」

「旦那って…。多分警護だと思う。歩いてれば見つかるよ。」

Aは傍から見れば冷静だが、内心落ち着かない気持ちだった。なぜなら…。

「あ、居た!ほらほらー!」

友人がバシバシと肩を叩くのをなだめながら後ろを振り向くと…居た。

「まってあれやばくない?私服でもスーツでもなく、警察官の制服なんてさー!ビジュやば!」

「そ、そうだね…。」

背が高くてガタイも良いからか比較的見つけやすいその人物は、Aを見つけると人差し指を口元に寄せて何かを言ってから行ってしまった。

「行っちゃったけどいいの?」

「仕事中なんだから仕方ないよ。今は、私たちを含めた人の命を守るという使命を全うしてる最中なんだよ?」

「さすが警察官の娘…。」

「"また後で"会えるよ。」

「えーなに?!もしかして旦那が言ってたの伝わったん?!ヤバすぎさすが奥さんだわはよ結婚しろよ…。」

本人より興奮気味の友人を無視し、Aは先程の人物、基萩原研二の事で脳内がいっぱいだった。

後で会える…。

「かっこよかったな…。」

「惚気は後で聞きまーす!屋台見に行こーよ!」

屋台はお祭りと変わらぬ様子で、たこ焼きや焼きそばなどが並んでいた。

「寒いしおしるこでも飲もっかな〜…。Aは?」

「私もそうする。」

代金を支払い、暖かいケースの中に入ったおしるこを取り出すと2人でゴクッと喉を鳴らしほっと一息つく。

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甘川カズ子(プロフ) - 77人!!うれしーー!!!!!😭🙏✨ご愛読下さりありがとうございます!!!!!! (4月19日 1時) (レス) id: 5770e5aa96 (このIDを非表示/違反報告)
作者 - 44人お気に入り登録ありがとうございます!!!めっちゃ嬉しくて割と本気で自分の目を疑いました、、。ところで皆さん、、、。コメントくれてもいいんですよ???? (1月8日 15時) (レス) @page38 id: e3a40aaa28 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:甘川カズ子 x他2人 | 作成日時:2023年11月13日 23時

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