決意 ページ13
「あーあ。萩原さんと両片思いのくせに何言ってんだかー！」
「ええっ？！」
「愛子何言ってｯ…！ばっかじゃないの？！」
何も大声で言わなくても！と怒るが、本人はしてやったりという顔だ。梓さんも安室さんも目をこれでもかと言うほど開いて驚いている。
「あの萩原さんとAちゃんが両片思い…。その話詳しく聞かせて！！」
「もっちろん！」
梓さんは萩原さんと面識があるのか…なんて思っていたら愛子は再び、私の許可なく全てを赤裸々に話した。切実にやめてほしい…泣
「Aちゃんったら大胆なのねー！！可愛いじゃないのよもうー！」
「いや……ただ萩原さんの態度が気に食わなくて…。仕返しのつもりで…その…。」
「気に食わないってどこが？」
「ナンパしてくるようなチャラ警察が変にカッコつけて、時折それに対して嫌な感じがしないのがなんか…。まさか自分がこの人を好きになるはずない！って、けど好きになっちゃって…、それが悔しくて……。」
思い返しながら少しづつ言葉を紡ぐ。と同時になんだか恥ずかしくて声が小さくなってしまう。
「姉ちゃんめっちゃツンデレじゃんウケる笑笑」
「は？ツンデレじゃないし何？」
「急にキレんなよ情緒不安定過ぎだろ。」
「あいつは警察学校時代からモテてたらしいですから…。女遊びに関しては、教官も困ってたって聞きましたよ。」
警察学校ってめちゃくちゃ厳しいイメージあるけど、そこの教官を困らせるほど女遊び酷かったのかな…。
やっぱり、一目惚れなんてただの建前なのかもしれない。私が思い上がって…。ちゃんと謝らないとかな。
「A？どうしたの？なんか暗いよ？」
「本当は両片思いじゃなくて、片思いなのかも。私が思い上がってしまっただけで…。一目惚れなんてナンパする上での建前。私のお店に行こうとしたのだって、きっと誰かに花をあげたいから。私の事気になるなんてのは、ただからかってそう言っただけ。」
「そんなこと無いよAちゃん！萩原さんは…「けど。」
「やられっぱなしはますます気に食わないです。そうやって人の気持ち弄んで惚れさせといて、飽きたらはいさよならなんて絶対に許しません。」
「姉ちゃん？」
「萩原さんを振り向かせます！絶対に！」
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甘川カズ子(プロフ) - 77人！！うれしーー！！！！！😭🙏✨ご愛読下さりありがとうございます！！！！！！ (4月19日 1時) (
レス) id: 5770e5aa96 (このIDを非表示/違反報告)
作者 - 44人お気に入り登録ありがとうございます！！！めっちゃ嬉しくて割と本気で自分の目を疑いました、、。ところで皆さん、、、。コメントくれてもいいんですよ？？？？ (1月8日 15時) (レス) @page38 id: e3a40aaa28 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：甘川カズ子 x他2人 | 作成日時：2023年11月13日 23時
