爆弾 ページ1
「じゃあ行ってきまーす！」
「お願いねー！」
注文された花を模様の入った紙で包み、それを車の助手席に置いて、目的地まで車を発進させる。
我が家は花屋さんを経営しており、ご高齢の方や体が不自由な人には、注文されたら配達をするサービスを行っている。
無事に花を届けて代金を受け取り、再度車に乗り家に帰る。
はずだった。はずだったんだ。
高速に入ると渋滞に引っかかってしまった。
「これはしばらくかかりそうだなあ…｡連絡しないと。」
ごめん!渋滞に引っかかったから遅くなるかも!💦13:21既読
お母さんお客さんが来ない限り暇だから大丈夫よ!🙆🏻♀️配達は済んだの?
ありがとうー!配達はついさっき済んだよ!13:29既読
お母さん今いつもの高速よね?
どういうこと？
母のメッセージに疑問を抱き、そっと聞いてみる。
え、そうだけど…。なんかあった?13:30既読
お母さんその高速の先に爆弾が仕掛けられてるって!!!今どの辺?大丈夫なの?!
「爆弾？！」
更に母から聞いてみると、高速の近くを通ったママ友から電話がかかってきて教えてくれたらしい。
私死ぬの？この高速で？爆弾に巻き込まれて？
ふと、7年前に亡くなった父を思い出す。
私の卒業式…。来月から中学生だね！と笑いあった翌日の出来事だった。
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甘川カズ子(プロフ) - 77人！！うれしーー！！！！！😭🙏✨ご愛読下さりありがとうございます！！！！！！ (4月19日 1時) (
レス) id: 5770e5aa96 (このIDを非表示/違反報告)
作者 - 44人お気に入り登録ありがとうございます！！！めっちゃ嬉しくて割と本気で自分の目を疑いました、、。ところで皆さん、、、。コメントくれてもいいんですよ？？？？ (1月8日 15時) (レス) @page38 id: e3a40aaa28 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：甘川カズ子 x他2人 | 作成日時：2023年11月13日 23時
