【イナクロ】ＩＱサバイバル (ページ6)

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【霧野サイド】

時刻は深夜２時を回り、２時３０分になりかけていたところだった。

『残り時間』まで、俺は古文の本を読む。

残り時間―――――――――――『選ばれた人』は、深夜３時まで

勉強をしていいことになっている。

でも、３時を過ぎたら選ばれた人は全員寝なければならない。

これは、頭脳選抜学校マニュアル第６２条にかいてあったルールだ。

いまは塾の宿題を解いている。

宿題のプリントの数は６５枚。

でも、その塾は『一般人』は入れない塾。

そう――――――――『選ばれた人』専用の塾だ。

しかも、この塾は頭脳選抜学校『提供』の塾。

『一回』、塾に行くごとにかかるお金は５００万。

これも、ルールの一つ。

頭脳選抜学校マニュアル第９２条に記されている。

５００万なんて、大人の一般人にすると一年分のお給料の人もいるだろう。

だけど、俺たち『選ばれた人』・・・ここでいうと、『IQウオミング』は、

IQプロフェンスが払ってくれる。

だから、お金の心配もいらない。

霧野：「『風丸さん』、プリント、終わりました。」

俺のIQプロフェンスは――――――――――。

風丸：「わかった。あとは俺が採点しておくから、霧野はもう寝なさい。」

そう、風丸さんだ。

風丸さんのIQは２４０。

やっぱりIQプロフェンスだから、頭脳選抜学校にスカウトされたこともあるらしい。

俺もはやく『IQシート』が届いてほしいな・・・なんて毎日当たり前のように思う。

そしてIQシートをもらい、頭脳選抜学校に入学し、無事卒業して、

将来はIQプロフェンスになりたいとおもう。

そう―――――――俺の夢は、IQプロフェンスになることだ。

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―――――――

あ、あと言い忘れてましたが・・・。

IQ２００超えなんてやばいっすｗｗ(((

ｔｋ、すごいのレベル超え過ぎてますよね・・・ｗ

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