六夜目 ページ8
「…じゃあぷろせいんー」
「それ、間違ってるぞ。」
「えー。」
日本の家の奴らから何度も間違われた、プロイセンとプロセインの違い
何だよ、プロセインってプロテインじゃねえんだから
「…で!心優しきA様が西の話を何でも教えてあげよう!でも、知ってる範囲内で!」
堂々と椅子に座り、ドヤ顔でこっちを見てくるA
「じゃあ聞いてくぞ。
弟は元気か
西の連合メンツは元気か
今西の状況はどうなのか、だれが主に支配しているのか
資本主義と共産主義、どっちが結局は進んでいるのか
ロシアは今世界にどのような動きをしているのか真実のみで
…また会える日が来るのか。」
最後の質問は言うか迷った
だが、言わないといけないと思った
「うん。じゃあ行くよ。
えっと、ドイツは元気。西ドイツを元気にするため、国中を走り回ってるよ。
西ドイツ自体も復興の準備は進んでて、少しずつだけど借金の返済もしてるよ。…頑張れ東。
西の連合は元気。ただ、イギリスやフランスとかは大変みたい。
アメリカは相変わらず西に来るけど、私の事が嫌いでこの壁を消そう、だなんて言ってるみたい。
そんな事、私の
西は、少しづつ自立を始めてるよ。さっきも言ったけど借金も返してるし、アメリカの経済援助が 助けになったみたい。支配でも前みたいな事があるといけないから、いまの支配国はないよ。
資本主義かな、進んでると言えば。人のやる気的な問題とか庶民の反感とかが少ないからね。
ただ、進むアメリカの進出とかは問題かな。でも、それはロシアに対する東諸国にも言える事よね.
ロシアは、今いろいろと発明してるみたいだよ。アメリカと戦えるようにって。
私、ロシアの事そんなに知らない。パパはいつも私を一人にする。」
すべて答えられてしまった
あっさりと、あっさりすぎる
それだけ、世界のすべてを目の前で見た彼女は、過酷な事を生まれた直後にたくさん仕込まれていたんだろう。
「…また会える日は知らない。」
それだけ彼女は答えると、表情の筋肉が緩んだように笑った
つまり、言った時の表情が恐ろしく固まってた
「さあ!次、私の質問ねー!いっぱい聞かせて!」
その後、一時間に渡り、俺は過去の話をする事になった
勿論、過去と言えどプロイセン時代、つまり俺様の武勇伝だ
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