136話 ページ30
「そこの君、ちょっといい?」
IDOLiSH7のセンターである陸くんに、百さんが話しかける。
「あ...オレですか?」
陸くんはちょっとびっくりした様子で、すかさず一織くんが「待ってください!何かあるなら私が答えます」と、割り込んだ。
「じゃあ、キミでもいいよ。収録始まる前に一言いいかな。」
「何ですか...?」
「ブラック・オア・ホワイトのステージ....」
IDOLiSH7のみんなに緊張が走る。何を言われるかわからない恐怖からくるものなのかもしれないけど、TRIGGERにも勝ってるし良かったに決まってんだからね!
というか、やっとネタばらしか。
長かった。個人的に1分1秒がすごく長かった。
「すっっっごい良かった!!!」
「.....え?」
「めちゃくちゃ感動した!!歌もダンスもめちゃくちゃ良かった!!!
TRIGGERもすごかったけど、IDOLiSH7、最高だったよ!!
あの日からずっと、会えるのを楽しみにしてたんだ!!」
みんなは何が起こってるのかわからないみたいな感じできょとんとしていた。
まあ、さっきまで怖い先輩だと思っていた人に唐突にフレンドリーに話しかけられたら誰だって戸惑うよね。
「なのにさー、Re:valeは怖いなんて話してるから。いたずら心がむずむずしちゃって。
Aちゃんにも協力してもらって、できるだけ怖そーにしてみた!
どう?びっくりした?」
「あっ、えっ、ええと...」
びっくりして言葉が出ないのか、言葉に詰まる紡ちゃんに、千さんがフォローを入れる。
「こら、モモ。いっぺんに話しかけたらびっくりさせるだろ。」
「だってー。話したいこといっぱいあんだもんー」
少しずつ、みんなの緊張が解けていく。私もやっと一息ついて、良かったと思っていると...
コンコン「すみません、九条Aのマネージャー、高坂静です。」
ドアがなる音がしたと思ったら、静さんの声が聞こえる。
そのまま、静さんは楽屋に入ってきて、Re:valeさんに一礼すると、私を見つけるや否や首をかしげた。
そして、全員に向かって言った。
「ごめんなさい、お邪魔でしたかね。どうしてもAに聞きたいことがあるのですが、連れていってもよろしいでしょうか?」
「うん、良いよ!」
百さんの返事が来ると、静さんは頷いて私を手招きした。
静さんの方に小走りで行って、楽屋を出る時に、「Aちゃん、協力ありがとうね!!」という声が聞こえたので。
後ろを振り返って一礼して、ドアを閉めた。
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みっちゃん(プロフ) - ルリさん» ありがとうございます! 頑張りますね！ (2019年8月30日 0時) (
レス) id: a5b5550cbb (このIDを非表示/違反報告)
ルリ(プロフ) - めちゃくちゃ面白いーー！！！！続きが楽しみですー！！更新頑張ってください！！！応援してます！！！！ (2019年8月24日 13時) (レス) id: f44adf4250 (このIDを非表示/違反報告)
みっちゃん(プロフ) - ありがとうございますっ!!!どんどんいい作品を作っていけるように頑張ります! (2017年10月25日 21時) (レス) id: a5b5550cbb (このIDを非表示/違反報告)
kira(プロフ) - 4部お疲れ様です！番外編も楽しみに待ってます！これからも頑張ってください！ (2017年10月24日 22時) (レス) id: 0dfb0f50b9 (このIDを非表示/違反報告)
二宮葵(プロフ) - 麗奈♪さん» ありがとうございます!!!これからも応援よろしくお願いします!! (2017年5月28日 8時) (レス) id: a5b5550cbb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みっちゃん | 作成日時：2017年4月30日 22時
