133話 ページ27
そしてついに来たこの日。
Re:valeさんの番組のゲストに呼ばれた上にIDOLiSH7と共演できる夢のような日。
早めに楽屋に入り、まずRe:valeさんに挨拶しに行った。
ドアを軽くノックして、『Aです、挨拶よろしいですか?』と声をかけると、「いいよ」という千さんの声が返ってきた。
あれ、いつもなら百さんが「いいよ〜!!入って!!」って言うのに...?
不思議に思いながらドアを開けると、そこにいたのは千さんだけだった。
ソファーに座っていて、そのソファーの横をポンポンとしたので「座れ」という合図かと思って隣に座った。
隣に座ると千さんは私の全身をさっと見て穏やかな笑を浮かべ、「良かった。傷とか残ってないみたいだね」と言った。
『はい、結構浅い傷ばかりで大丈夫でした』
「心配してたんだよ」
『心配かけてごめんなさい、もう元気なので、どんどんいじってくださっていいんですよ!!』
千さんの雰囲気から、本当に私のことを心配してくれていたんだということがわかったので、満面の笑みで元気だということを表す。
「君をネタにしたら静さんが飛んでくるよ」
千さんは安心した表情で、フッと笑った。
『あはは、確かにそうかもしれませんね』
そして私も笑い返した。
『そういえば、百さんはどちらに?』
最初に浮かんだ疑問を千さんに聞いてみると、「百は今偵察中」と言われた。
『へ?』
なんの偵察をしているのだろうか。そもそもなんで偵察?
「IDOLiSH7の。敵状視察」
『どうしてIDOLiSH7の?』
「知らなかった?僕たちとIDOLiSH7初対面」
あ、言われてみれば、一緒にテレビに映ってるの見たことなかったかも...
その時、楽屋のドアが唐突に開いた。
びっくりして、無意識にドアから離れようと座る位置を左にずらし、千さんにぴったりくっついてしまった。
「モモちゃん帰ってきたよー!っと、ユキ!!?Aちゃんと何してるんだよ!?」
モモさんが帰ってきただけということがわかって安心し、謝罪並びに立ち上がって百さんに居場所を譲ろうとした瞬間。
何故か肩に腕が回された…
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みっちゃん(プロフ) - ルリさん» ありがとうございます! 頑張りますね！ (2019年8月30日 0時) (
レス) id: a5b5550cbb (このIDを非表示/違反報告)
ルリ(プロフ) - めちゃくちゃ面白いーー！！！！続きが楽しみですー！！更新頑張ってください！！！応援してます！！！！ (2019年8月24日 13時) (レス) id: f44adf4250 (このIDを非表示/違反報告)
みっちゃん(プロフ) - ありがとうございますっ!!!どんどんいい作品を作っていけるように頑張ります! (2017年10月25日 21時) (レス) id: a5b5550cbb (このIDを非表示/違反報告)
kira(プロフ) - 4部お疲れ様です！番外編も楽しみに待ってます！これからも頑張ってください！ (2017年10月24日 22時) (レス) id: 0dfb0f50b9 (このIDを非表示/違反報告)
二宮葵(プロフ) - 麗奈♪さん» ありがとうございます!!!これからも応援よろしくお願いします!! (2017年5月28日 8時) (レス) id: a5b5550cbb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みっちゃん | 作成日時：2017年4月30日 22時
