とある妹が演劇部の副部長である件について (ページ6)

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演劇少女4 ページ6

貴女「台本が1冊、台本が3冊、台本が7冊、台本が15冊、うん。全部あるね」

結月「重くない？」

貴女「余裕、余裕。いつもよりも軽いくらいだよ」

いつもは部員全員分を持って行ってるからね

それに比べ15冊は軽いったらありゃしない

？？「キキッ」

すぐ背後から猿さんの声が聞こえた

この森に猿さんがいるとは

熊さんや兎さんもいるかな？

結月「お猿さん？君も迷子なのかな？ここは危ないよ」

猿「………」ジー

猿さんは私と姉の顔を見る

この猿さん、スゲーかわいいんですけど

猿「キキ、キキー、キーーー」

猿さんは走り出した

草むらのところで立ち止まり手を振る

結月「着いて来てってことかな……？」

貴女「早く行かないと見失うかもね」

結月「だね」

猿さんの歩く姿かわいいな

貴女「！？」

結月「どうしたの？」

貴女「誰かに見られているような気がしたんだけど……」

結月「気のせいじゃない？」

貴女「そうかもね」

見知らぬ場所だから警戒心が強くなっているのかな？

猿さん、マジでかわいいな

見てるだけで癒される