演劇少女10 ページ12
派手な人「入るよー」
そう言ってふすまを開けた織田 信長(仮)さん
入るよ、って言わなくても良かったのでは？
派手な人「ん？君はまだ着替えてなかったの？」
結月「私は着方がわからなくて、教えてもらってたら時間がかかっちゃって」
派手な人「えーーっ、せっかく高くていい着物を用意したのにー！」
結月「すみません」
やっぱりあの着物は高かったか
私が着たら絶対に汚すだろうな
メガネ「着物ひとつ着れないような人がこの城に踏み入るなんて」
白い人「もしかして異国の人なのかもー」
貴女「どうして皆さんが集まっているのでしょうか」
ふすまからスッっと出てくる部長似のメガネさん
ひょこっと出てきた白くてかわいい子
その2人の後ろには傷だらけの人と無表情の黒い人がいる
やはり、この5人には見覚えがある
派手な人「俺の仲間をちゃんと紹介しようと思ってね。まず、この堅物が石田 三成」
三成「郷に入っては郷に従えと言うでしょう」
やっぱり部長に似ている
派手な人「その身体の弱そうな白いのが竹中 半兵衛」
半兵衛「ちょっとその紹介酷くないですか〜」
かわいい
髪の毛サラサラしてる
派手な人「その隣の無表情で黒いのが黒田 官兵衛」
官兵衛「……」
紹介通り無表情ですね！
ですが、その無表情がいい！
派手な人「で、そっちの傷だらけの男前が前田 利家！」
利家「秀吉が城に招いたぐれぇだし、悪い奴じゃなさそうだ。よろしくな！」
傷が多いですね
でも、元気だな
元気なのはいいですね！
結月「あの、秀吉ってもしかして」
派手な人「そう、さっきのは嘘！俺の本当の名前は豊臣 秀吉！ちなみにコイツはとうきち！」
とうきち「キュ」
派手な人「これからこの神牙で天下を取る男だよ！」
………あぁぁぁあああああ
思い出した！
そうだ！この人たちは全員『戦刻ナイトブラッド』のキャラクターだ！
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 30人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ステラ | 作成日時：2018年1月9日 0時
