episode93 独り ページ43
六道君お得意の幻術で分身を創りながら十人くらいで迫ってくる。
…そういえば、あの時は幻術しか使っていませんでしたが、昨日の戦闘を観ていなかったんですかね？
観ていれば到底敵うはずもないと分かるはずですから。
『もしかしたら強くなっているのかもしれませんが、その程度では私の…いえ、私たちの前に立ち塞がることはできませんよ』
そう言って六道君の足を払い、素早く幻覚で創ったナイフを喉元に突き立てる。
その間、0,1秒。
ヴァリアーはともかく、ボンゴレには見えた人などほぼ皆無でしょう。
しかも、幻覚もかかっていましたからね。
「何故それほど強いのにこんなところに留まっているのですか？」
私にしっかりと目を合わせて聞いてくる。
…なかなか難しい質問ですね。
『…人はただ一人では生きていけないものなんです。私はそれを大切な先生に習いました。だから集団というものがあり、仲間がいるんです。一人で生きていたら人生つまらなくなってしまいますよ』
かつての私は、雲雀君のように誰とも接しようとしませんでした。
その時、殺せんせーに諭されたんです。
“独りでいてもいいことは何一つありませんよ。まずは誰かに話しかけてみましょう”と。
最初は反発していましたが、だんだんと殺せんせーとは話せるようになり、それを見ていたカエデがあちらから声をかけてくれました。
それからは毎日が楽しくてしかたありませんでしたね…。
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怜弥(プロフ) - ミカゲさん» おめでっと！ 私も一つ続編作ってリボーンの小説書いたよ！ (2015年6月26日 20時) (
レス) id: 2905e395dc (このIDを非表示/違反報告)
ミカゲ(プロフ) - 怜弥さん» ウェーイ↑ 続編書けた〜！ (2015年6月26日 20時) (レス) id: c30c90485d (このIDを非表示/違反報告)
怜弥(プロフ) - 元ヘ音記号です。 続編行くの？ (2015年6月25日 21時) (レス) id: 2905e395dc (このIDを非表示/違反報告)
れいな(プロフ) - 骸オチに一票ですっ！更新、ファイトですっ！ (2015年6月20日 13時) (レス) id: dfb4dad6ae (このIDを非表示/違反報告)
花 - 面白いです！これからも更新楽しみにしています！カルマ君落ちがいいです！ (2015年6月18日 14時) (レス) id: 31d54a462d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミカゲ | 作成日時：2015年4月4日 1時
