episode77 作り話 ページ27
折角あちらが出てきてくれたので私も壁の陰から出た。
『そんな何もないところに出るとは随分余裕のようですね。あ、カルマ。元気そうでなによりです』
出来る限りの柔らかい声でそう言った。
もちろんカルマに対するただの嫌味ですよ？
「ホントに島崎ちゃんって俺に対して辛辣だよね〜。これが大丈夫に見える？」
そう言って後ろを向いて縛られている両手を見せてくる。
あのくらいの結び方なら烏間先生に縄抜けの方法を教えてくれていたと思うのですが…。
まぁ、ニヤニヤしているうちは心配無用ですね。
酷い？
何とでも言ってください。
信頼の証とでも言えば何も言えないでしょう？実際にカルマのことは信じてますからね。
『平松さん、今から戦う上で聞きたいことがあるのですが…。暗殺教室という組織に属していたんですよね？そして超生物を倒したとか…』
「あぁ、そうだぜ？流石に俺一人じゃねーけどな。俺も結構貢献したと思うぜ」
リラックスしているように見えて、私の一挙動を警戒している。
暗殺教室だと名乗って疑われないだけはありますね。
「あ、その話マジだったの？てっきりこいつが勝手に作り上げた作り話かと思ってたよ」
平松さんの神経を逆撫でするようなことを平気で言うカルマ。
流石ですね。
『そうですか…。では貴方を倒せたら、私は暗殺教室よりも強いというわけですね』
もともと暗殺教室の一員ですが。
「お前本気で言ってんの！？挑発するようなこと言うの止めた方がいいって！ユーヤ怒ると超こえーから！」
ベルさんが忠告してくれますが気にしません。
『では、そろそろ始めましょうか。なかなか始まらなくてイライラしている人がいるでしょうから。ベルさん、そこから動かないでくださいね』
私は棍棒に幻覚をかけたまま平松さんに向かって行った。
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怜弥(プロフ) - ミカゲさん» おめでっと！ 私も一つ続編作ってリボーンの小説書いたよ！ (2015年6月26日 20時) (
レス) id: 2905e395dc (このIDを非表示/違反報告)
ミカゲ(プロフ) - 怜弥さん» ウェーイ↑ 続編書けた〜！ (2015年6月26日 20時) (レス) id: c30c90485d (このIDを非表示/違反報告)
怜弥(プロフ) - 元ヘ音記号です。 続編行くの？ (2015年6月25日 21時) (レス) id: 2905e395dc (このIDを非表示/違反報告)
れいな(プロフ) - 骸オチに一票ですっ！更新、ファイトですっ！ (2015年6月20日 13時) (レス) id: dfb4dad6ae (このIDを非表示/違反報告)
花 - 面白いです！これからも更新楽しみにしています！カルマ君落ちがいいです！ (2015年6月18日 14時) (レス) id: 31d54a462d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミカゲ | 作成日時：2015年4月4日 1時
