episode67 察し ページ17
どうしましょう…。
誰も話さないので変な空気が流れています。
「ねぇ島崎ちゃん。俺ら、場違いじゃね？」
いきなりカルマがそう呟きます。私にしか聴こえないほど小さな声だったので、流れている空気は変わりません。
『そうですね…。私たちも退散しましょう』
これ以上ここにいても何もなさそうですしね。
気配を消してこの場を去った。
否、去ろうとした。
「「待て」」
リボーンさんと“せんせー”でした。
流石にバレますか…。
「お前らはどーやってここに入ってきた」
「君たちは一体何者だい？」
…あの。一斉に話さないでくれませんかね？
私は聖徳太子ではないんです。
まぁギリギリ分かりましたが。
『どうやって…ですか。貴方が言えることですか？リボーンさん。…まぁ今回は雲雀君の後ろにくっついています来ただけです。それで…何者か、という質問ですが…。貴方なら何となく察しがついているんじゃないですか？』
“せんせー”はハッとして
「まさか……君は！じゃあ、隣にいる彼ももしかして…！」
『それ以上はダメですよ？私たちも大変なんですから。そうでしょう？カルマ』
“せんせー”も自分の考えを確信して、正体を明かそうとしまったので慌てて止めます。
「そうだね〜。俺たちも最初の頃は逃げ隠れしてばっかだったからね〜。今でこそ追ってくる奴らも減ったけどさ」
私たちはいつの間にか殺し屋にされ、そして世界に見捨てられた。
こうなるように仕立てたのは世界なのだ。
今ここにいる人たちが羨ましいですよ…。
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怜弥(プロフ) - ミカゲさん» おめでっと！ 私も一つ続編作ってリボーンの小説書いたよ！ (2015年6月26日 20時) (
レス) id: 2905e395dc (このIDを非表示/違反報告)
ミカゲ(プロフ) - 怜弥さん» ウェーイ↑ 続編書けた〜！ (2015年6月26日 20時) (レス) id: c30c90485d (このIDを非表示/違反報告)
怜弥(プロフ) - 元ヘ音記号です。 続編行くの？ (2015年6月25日 21時) (レス) id: 2905e395dc (このIDを非表示/違反報告)
れいな(プロフ) - 骸オチに一票ですっ！更新、ファイトですっ！ (2015年6月20日 13時) (レス) id: dfb4dad6ae (このIDを非表示/違反報告)
花 - 面白いです！これからも更新楽しみにしています！カルマ君落ちがいいです！ (2015年6月18日 14時) (レス) id: 31d54a462d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミカゲ | 作成日時：2015年4月4日 1時
