理想の息子〜始まりは幼なじみから〜7

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＊大地のお父さんが現れた次の日＊

食堂で昼食を食べていて…。


鰐「鈴木､今日は元気ねぇな」

大地は昨日､お母さんとお父さんのことについて軽い喧嘩をしたらしく朝から元気がない


大「いや…昨日さ､父ちゃんが会いに来たんだ…」

豹「事故で亡くなったんやなかったのか?」

大「それが…」

校「いや､生きてたんだよ。《SYGデザインカンパニー》と言えば革新的なデザインで業界でも評判の会社だよ」

羽「そこの社長さんか…すげぇな」

鰐「おい､今度なんか美味いもん食わせてくれよ」

象「パオ〜ン!」

豹「これやから男どもは。ええか?鈴木はずっと､父ちゃんは父ちゃんは死んだ言うて育てられてきたんやで?それが今頃現れて…なぁ?」

大地は苦笑いで頷いた

鰐「嬉しかねぇのか?」

羽「『今さら何だ』ってムカつくのか」

あ「あんたらデリカシーないな。黒か白しかないんか?もっと青少年の複雑な気持ち､理解したりぃや…なぁ?」

あ「…でも、どうして死んだなんてウソついたんだろう…?」

浩「鈴木くんはお母さんのこと考えてるんじゃない?」

大「別にさ…離婚したなら、それはそれで言ってくれればいいじゃない…今どき3組に1組は別れる時代だっていうし」

浩「そうだよね…」

豹「3組に1組も別れるんか」

大「どうして死んだなんてウソつく必要があんだよ…母ちゃんどうして…?」

大地は働いているお母さんを見つめていた


吾「鈴木､倉橋…ちょっといいか?」

あ・大「あ…はい

内山先輩が来て私と大地を連れ機械加工室に来た

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