【ツイステ】【鬼滅の刃】こんな日常になるなんて思ってもみなかった

第16話 ページ18

『ん？』

彼は目を逸らして何も言わない

『何？てか、こっち向いてよ
思い出せないでしょ』

私はそう言ってグイッと彼を自分の方に

顔を向けた

？「っ！！」

うーん、あとちょっとで思い出せるんだけどな

誰だっけ？

？「あのさ、そろそろいいですかね」

『？』

？「近いと……思うんですけど//」

彼はそう言ってまた目を逸らした

……

はっ！

私は彼の言った言葉にようやく気づいた

私は自分から近づくなと言っておいて

今、自分からこの男に近づいているということに

しかも彼の顔に触っている

『ご、ごめんなさい』

私はそう言って彼から離れようとした

？「ま、逃がすわけないけどね」

そう言って彼は私を離すまいと

私の腰に両腕を回し、胸に私を閉じ込めた

『っ！！』

？「ふふっ」

こいつ！

私が何も言わないのをいいことに！

『ちょっと何するのよ！』

？「おっ！反論きた！」

待ってましたと言わんばかりの笑顔を向けてきやがった

『あんたさっきから何！？
てか、誰よ！』

？「んー？誰だと思う？」

彼はニコニコしながら聞いてくる

私が聞いてるのに、この男は……！

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