最強な愛をブッかま…？ ページ12
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啓「デッド…リリー……」
背後から私の喉元にナイフを突きつける曽根崎
だが、声が震えているのがよくわかる。
友「曽根崎、あんたの為に言っておくけど
…今すぐAから手…離せよ」
啓「来るな！！それ以上近づくとAを殺す！」
友「だからやめとけって言ってんだろ
悪いけどAはこんなの慣れてんだわ」
『…そう、だね……
私さ思い出した事があるんだけど』
啓「あ？」
『あんたは…』
そうだ…思い出した。
あの日のことを
私の中では日常の一コマでしかなかった
あの出来事を。
" ありがたく思えよ？この俺の女にしてやるんだ
Aも嬉しいよな？ "
あの時と同じだ。
『私のことを…好きになる運命、、なんだよなっ！』
啓「ガハッ…！」
思いっきり鳩尾に肘を入れる。
そう対して強くないコイツは膝から崩れ落ちる。
手に持っていたナイフが床に落ちているのが見えて
丁度いいなと思いながら顔面に一発
蹴りもお見舞いしてやった。
『面倒だから公表してないんだけど…柊は旧姓』
啓「は？」
『私、阿久津家の養子になってるからね
本名は阿久津A…どう？思い出した？』
啓「あ、あああ阿久津A？！？！」
『そう、阿久津A…忘れるわけないよね？』
啓「嘘だ！嘘だ嘘だ嘘だ！！！！！！」
『薬盛って私のこと襲おうとするくらい
愛してたもん…ね！！』
啓「ガッ！！」
私に蹴り飛ばされて仰向けに倒れている曽根崎を
上から踏みつける。
『あの時みたいに楽しいこと…しよっか？
もう二度と顔も見たくないと思うような恐怖を
味合わせてやるよ』
啓「やめろ…やめろ、やめてくれ…」
『まずそこの下っ端！
…大樹くんたちから離れろ』
恐怖に震え上がる下っ端は早々に2人から離れた。
『あんたはミカドを傷つけた…絶対に許せない
私の大事な家族を…傷つけたんだ！！！
……・・・私、家族の為なら何でもする
だからね……さよなら。…死んで』
ミ「A！！！」
ナイフを振り下ろす時
私は、何を考えていたかな？
少なくとも本気で殺そうなんて思ってはなかった。
でも、怒り狂っていたのは事実だ。
だけど そんな怒りを鎮める温もり
『大樹…くん？』
私を後ろから抱きしめる温もり
兼「もう…大丈夫だから」
その温もりにドス黒い感情は
一瞬で洗い流されていった…。
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ゆっちん(プロフ) - このお話好きです。この後のお話もし更新していただけたら嬉しいです。それかまた別の小説でもかまわないので待ってます。 (2023年1月21日 23時) (
レス) @page11 id: 0065d0b9d5 (このIDを非表示/違反報告)
おもち - このお話めっちゃ好きです！更新はもうしないですか？ (2021年6月22日 20時) (レス) id: a316bca056 (このIDを非表示/違反報告)
ゆ - 更新楽しみです！この小説好きすぎて何回も読み直してます！ (2021年1月11日 9時) (レス) id: 521011ff8e (このIDを非表示/違反報告)
ま - 面白いです。一気に読みました！ (2020年11月5日 17時) (レス) id: 12164c3172 (このIDを非表示/違反報告)
myun(プロフ) - 楽しく読まさせていただいています！更新楽しみにしています！ (2020年5月10日 14時) (レス) id: cf7791386e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：梨瀬莉 | 作成日時：2020年4月11日 23時
