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第94話 ページ47
まぁ、それもそうだろう
｢したら僕は君を軽蔑するよ｣
《だからしねぇよ！！》
｢まぁそんなことはいいよ｣
そう言うとお前が言い出したんだろと言ってくる魚住
｢そんなに大声を出したら大我が起きてしまうよ？｣
《………………》
僕がそう言うと魚住は黙ってしまう
分かりやすいな
まぁ確かに、大我が起きたら大変なのは目に見えている
それが嫌なので魚住は黙るんだろう
｢とりあえずいまからそっちに向かうから｣
そう言って大通りまで歩いていく
《Aは送り届けたのか？》
｢あぁ、大我のことを気にしていたよ｣
《双葉を？》
｢潰れるのが珍しいって言っていたよ｣
《確かにそうだな……》
魚住も思っていたのだろう
｢まぁせいぜい大我が起きないように見張っといてくれ｣
《はぁ？見張るって(……A)げっ》
見張っといてと言ったそばから大我の声が聞こえてきた
《ふた、(A……は？)……》
双葉の言葉に魚住は黙っている
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作者名：明桜 | 作者ホームページ：nhatev-hdfs miri1
作成日時：2023年4月22日 10時
