【アイナナ】再会したら日常が変わってしまった2 (ページ33)

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第80話ページ33

私は双葉さんのいきなりの言葉に驚く

大我｢無理して呼ばなくても大丈夫！オレはAといられるならなんでもいいから！｣

『…………』

……双葉さん

なんでそんなこと急に言ってきたのか分からないけど、今の双葉さんは大丈夫という顔をしていない

無理して笑っている

律｢大我……｣

朝喜｢…………｣

魚住さんが黙って私を見てくる

魚住さんの言いたいことは分かってる

てか、それぐらい私だって出来るし

『そういうわけにはいかないよ、大我』

大我｢っ！！｣

律｢Aっ｣

朝喜｢……ふっ｣

私が双葉さんのことを呼び捨て、タメ口で話すと双葉と早乙女さんは驚いた顔をして、魚住さんは満足げに静かに笑う

『せっかく離してくれたのに、呼ばないわけにはいかないでしょ』

大我｢A……｣

『それに無理して呼んでないから』

そう言って私は双葉さんの隣の席に座る

魚住｢やるな、A｣

『別に、普通でしょ』

そう言って私はスマホを見る

スマホには10時23分と表示されている