【アイナナ】再会したら日常が変わってしまった2 (ページ31)

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第78話ページ31

そう言った彼は桜髪に、綺麗な顔立ちをした銀色の瞳を持っている早乙女律さん

彼は自分自身の美貌がいい事を自覚していて、若干ナルシスト気味
性格がキツいとも言われているけど、私はそんなことを思ったことは一度もない

逆に優しすぎると思う

それを言ったら魚住さんにお前だけだと言われたことがある

なんでだろう？

ちなみにあと一人いるけど、今は外国に行っているためいない

この四人は名門綾薙学園のミュージカル学科を卒業していて、今はミュージカル学科のOBとして学校に行っているらしい

大我｢りっちゃんまで！？｣

朝喜｢三対一でお前の負けだな。離してやれ｣

魚住さんがそう言うと双葉さんは最初より力を入れてきた

大我｢嫌だ！｣

朝喜｢お前なぁ……｣

嫌だと言い張る双葉さんに魚住さんはため息をつく

……こうなったら、あれをつかうしかないな

『も、もし……』

大我｢ん？｣

『もし、素直に離してくれたら、名前で呼んであげたかも……しれないのに……』

大我｢っ！！｣

朝喜｢そうきたか｣

律｢さすがAだね｣

そう、私が言ったのは双葉さんを名前で呼ぶこと
しかも呼び捨てでだ

前々から名前で呼んでと言われていたんだけど、年上ということもあり呼び捨てには出来なかった