【MSSP】えおえおさんのお隣さん【友情:男主】

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きっくん「まぁ、あろまが来てもこれだけは譲れないけどねー！」

FB「定期生だけは絶対やるからな！」

きっくん「ソウルメイトは優しいから」

FB「そういう問題じゃないでしょ！！」

A「あの紅茶、よろしければ」

きっくん「わぁあ！古に伝わりし混沌の水ー！かたじけなぁい！」

FB「あ、ありがとう、！」


さっきまで言い争っていた2人は優雅に紅茶を飲む
すると、予想以上に美味しかったのか顔が綻んでいるFB
美味しそうに飲むな…

AくんはそんなFBを見ると、満足そうに満面の笑みを浮かべた


えおえお「ニヨニヨしてるぞFB」

FB「いやしてないから！」

きっくん「うわ」

FB「引くな！」

A「え、FBさんでしたっけ、？紅茶のおかわりならいってください！」

FB「あ、うん」


あ、きっくんとFBってばAくんに本名言ってないじゃん


えおえお「自己紹介は？FBときっくん」

きっくん「え？あ、そっか！」


きっくんは本名を言ってないことに気づくとAくんに思いっきり抱きつく

なにしてんだよ、この中二病ロン毛野郎
ゲイか、ゲイなのか


きっくん「俺、沢村健太！まぁ今まで通りきっくんでいいよー！」

A「あ、はい！よろしくお願いします！」

えおえお「お前、ほんと引くぞ」

きっくん「もう引いてるだろ！？」


きっくんは傷ついたのか倒れるようにAくんから離れると、次はFBが口を開く


FB「俺は佐々倉真、好きに呼んでね」

A「えっと、…え、FBさんでもいいですか、？」

FB「え？いいけど、な、なんで？」

A「し、親しくなりたいのでっ」


おーい、FBーAくん猫かぶってるからー

あ、FBが顔真っ赤にして慌てだした
さすがコミュ障
きっくんもその様子をみて、おかしそうに指を指して笑う


瞬間、玄関から物凄い音が聞こえた


そうだな、言葉に表したら「ドゴオッ！！！メキャッ！！」が妥当か


きっくん「な、な、ななんだ！？」

FB「禍々しい雰囲気がするんだけど、…」

えおえお「あ、Aくん紅茶もう一つお願いできる？」

A「え？いいですけど、…なんでです



「おいクソのっぽ」



地を這うような低い声


クソのっぽ、？
そんな言葉をきいたAくんは肩を震わせた


A「ふっ、ふ藤崎さん！？」

きっくん「え！？藤崎って、っ」

FB「この声は…」

えおえお「あー、眠たい…」


リビングに入ってきたのは、鬼の表情をした



藤崎大介こと、あろまほっとだった





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