失恋の風は、新しい恋を運ぶ【ｄ！】【学パロ】 (ページ15)

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～utside～

ゾムとショッピ君が無事に仲直りをした。
それを見て安心した俺だったが、すぐにその安心は何処かへ吹っ飛んだ。

…そういえば

今度ダブルデートあるやん、

そのことを思い出して、この前の帰りのことを思い出した

―――
ut「遊園地楽しみやわぁ」

sya「そうやな、」

ut「ゾムとショッピ君さっさとくっつかんかなあ」

sya「そうやｎ…

え？大先生ゾムがショッピ君の事好きなん知っとるん？」

ut「え？まあ一応あいつの恋愛相談相手やっとるし」

sya「………へえ、
じゃあ大先生はゾムに恋愛相談とかすんの？」

ut「へ？あー、まあするっちゃするで。」(ゾムにはのろけ話やん言われてめんどくさがられるけどな)

sya「じゃあゾムに聞けばこいつの好きな人知っとるんやろか」(ﾎﾞｿｯ(心の中で言ったつもりだった。

ut「え？？？」

sya「え？」

少しだけ聞こえたけど、え？何？俺の、好きな人？
ぽかん、としている俺にシャオロンは固まる。

そして、徐々にその顔は赤く染まってく。

sya「いっ、……今の、聞こえて……！？」

ut「え？あぁうん？」

いまいち聞こえているか聞こえていないかの境界線は微妙だったが首を傾げながらそう返すと
シャオロンの顔はさらに真っ赤に…

sya「～～～っ！！」

声にならない悲鳴を上げてシャオロンは一瞬で走って行ってしまった。

未だにぽかんとしている俺を置いて。

え？あの反応は？？
そろそろ告白してもいいですかね？？？

かわいすぎて襲いたくなるんやけど。
もーまじで！！

はあ、

明日学校で平常心持てるか不安やわ…

―――

とっくのとうにわすれてた。
でも今思い出すとほんとうにあれは可愛かったと思う。
うん。すごくかわいい←

tn「なに百面相しとるん、軽くきもいんやけど」

ut「ﾄﾝﾁﾁｭﾒﾀｲ」

tn「軽くどころやないわきもい」

ut「えっ()」

いやまあそれは置いといて(だめ

今度のデートで、それこそ平常心を保てるかだよ。うん。

だって、最終的にはゾムとショッピとはわかれるんやろ？
帰り道だって俺としゃおちゃん方向おんなじやし？え？

なんか運命の神様が俺にさっさとしゃおちゃん襲えゆうとるみたいでこわいわあ……←