失恋の風は、新しい恋を運ぶ【ｄ！】【学パロ】 (ページ13)

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◆〃ページ13

??side

zm「俺、ちゃんと謝って気持ち伝えて頑張る」
tn「せや！ようゆうた。じゃあ俺そこで盗み聞きしてるやつと一緒にショッピ君呼んでくるわ」
zm「は？」

ばれてたんかぁ

ut「流石とんちやなぁ」
tn「お前ショッピ君と同じクラスやろ。はよ行くで」
ut「おけ～、ゾムさん殺気しまって待っててや」
zm「…分かった」

しまえてないんやけど…
こっわ

ｷｰﾝｺｰﾝｶｰﾝｺｰﾝ

あ、授業終わった

tn「行くぞ屑」
ut「とんち酷ない!?」
tn「…」

えぇ…スルーしなくてもええやん
空き教室から2-Cまではそう遠くなくてすぐついた

tn「じゃあ呼んでこい」
ut「人使いが荒いなぁとんちは。そんなんじゃフラれてまうで～」
tn「は？」

半ギレのとんちを入り口に放置してショッピ君を呼ぶ

ut「ショッピくーん」
syp「あ、大先生どうしたんすか？」
ut「ちょっと話したいことあるから付いてきてくれへん？」
syp「まぁいいっすよ」
ut「あんがと～。あ、とんちも一緒やで。あ、後逃げんといてや？」
syp「逃げませんよw」
ut「じゃ、行こっか」
syp「はーい」

ut「とんち行くよ～！」
tn「…こっちやで」

ｷｬｰﾄﾝﾄﾝｺﾜｰｲ
…キモいな

syp「てか、何処行くんすか？」
tn「此処やで」
syp「空き教室？此処で何を？」
ut「まぁ、入れば分かるで」
syp「…分かりました……ｯ!!」
ut「逃げたらあかん」
syp「なんでゾムさんが此処にいるんすか」

明らかに表情が暗くなった
けど、嫌っている表情じゃない
キスされても嫌わないのは嫌やなかったから
そうやろ？
ショッピ君、そろそろ自分の気持ちに気付かないと取り返しのつかないことになるで？
なんて心の中で言っても意味無いんやろうけど

無side

tn「ゾムの話を聞いたってや」
syp「……分かりました」
tn「ゾムほら」
zm「ショッピ君…本当にごめんなさい」
syp「…」
zm「俺はショッピ君が恋愛感情で好き」
syp「…ごめんなさい、俺はゾムさんの事をそうゆう目で見た事無いです…」
zm「うん、知ってる。けど俺諦めないから。ショッピ君の頭の中俺でうまるくらい好きにさせてみせる！だから、もう一回友達から始めさせてください」
syp「…はい、俺がゾムさんに惚れるかは分かりませんけど友達からやり直しましょ」
zm「ほんま!!!?」
syp「ほんまです」
zm「やったぁ!!じゃ、俺これからショッピ君を惚れさすために頑張るからな！」
syp「ふふっ、頑張ってくださいw」

ut「僕ら空気やん」
tn「それな」