何となく意識しちゃって…。【名前変換オリジナル】

予想外×予想外 ページ14

二人でしばらくツリーを眺めた。

周りにも、ツリーを見上げるカップルが、少なくとも10組はみあたる。


大貴「あ、そーいや、これ…」



不意に、大貴が口を開いた。



A「ん…？」


大貴「…はい」


A「っえ？」




渡されたのは、小さい一つの紙袋。



大貴「プ…プレゼント、です」




うそ…うそ…

予想外だ………



A「嬉しい…、ありがと！」



中をみてみると、青いネックレスが。

あの青いブレスレットと良く合いそう。



やばい、心臓壊れる…



て、私もプレゼント渡さなきゃ



A「私も、これ。クッキー焼いたの。今日の朝」


大貴「え…そんな体調なのに？」


A「へへっ 頑張っちゃった♪」


大貴「あ…りがとぅ」




そう言われ、更に嬉しくなった。


ネックレス、今すぐ付けたい…。

つけよう。



A「ん……」



うまくつけられないなーー



大貴「俺がやるよ」


A「あ…ありがと…」




大貴が、私の髪をかきわけて、ネックレスを付けてくれた…




A「あ…どうも…あっ?!」







ものすごく幸せな気分になった途端…、


これも、かなり予想外。









大貴に、後ろから抱きしめられた。

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