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零「綺麗だ…」
『それは零くんもだよ…』
お互いとも照れ臭く答えたが、少しおかしくて笑ってしまう。
もう結婚してるんだし、照れなくていいのにね。
零「じゃあ、行くか。」
『うん』
中に入ると、シャンデリアがたくさんあり、赤い絨毯が敷かれていて、中世のヨーロッパに来た気分になる。
店員さんに案内されたのは、一般客とは離れた個室だった。
椅子に座り、店員は去っていく。
『個室まで用意してくれたの？』
零「2人になりたかったから。」
急にそういうこと言われると、心臓に悪いからやめてほしい。
零「茉優」
『何？』
そんな真剣な目で私見つめられたら、私の心臓は撃ち抜かれそうになる。
零「改めてちゃんと言う。」
次に発する言葉に緊張して、固唾を飲む。
零「俺と結婚してください」
まさかの言葉に驚いたが、私は笑顔で頷いた。
すると彼はポケットに手を入れ、何かを掴んだ。
そして彼は手を伸ばし、私に小さな箱を渡す。
零「見てくれ。」
パカッと開けると、私の誕生石がついた指輪だった。
『綺麗……嬉しい…！ありがとう！』
そして彼は私の左手を掴み、片方の手で指輪を薬指にはめる。
零「似合ってる。」
『零くんの指輪は？』
零「俺はシンプルなデザインだ。お前の指輪買うのにお金をかけたかったしな。」
そう言って自分の指輪を見せる。
シンプルだけど、零くんらしい指輪だと思った。
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深雪 - しゅじんこうといぬのはろのいちにちのようすごしたかよみたいです。 (2019年6月15日 17時) (
レス) id: 8e88cca1a9 (このIDを非表示/違反報告)
利香信者 - おめでとうございます！いつも応援して下さって嬉しいです！よい1年になりますように(-人-) (2019年6月12日 16時) (レス) id: 160fa727cf (このIDを非表示/違反報告)
深雪 - きょうわたしのたんじょうび。 (2019年6月12日 9時) (レス) id: 8e88cca1a9 (このIDを非表示/違反報告)
利香信者 - ジンの話書きました！題名は復讐相手とRendezvous。ぜひ読んでください！ (2019年6月11日 20時) (レス) id: 160fa727cf (このIDを非表示/違反報告)
利香信者 - もうすぐジンの話も書くと思うので、そちらも見てくれればと思います！ (2019年6月9日 23時) (レス) id: 160fa727cf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：利香信者 | 作成日時：2019年6月1日 22時
