離婚しようとした彼との結婚生活

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今日は零くんが遅番のため、午前中は結婚式場を見に行った。


その式場はとても綺麗で、プランもドレスもたくさん種類があるし、人数によって広さが選べるから、私たちにとってとてもありがたかった。


式場を見終わった後、私も零くんも仕事があったのでポアロで降ろしてもらった。


梓「あ、茉優さん！こんにちは！」


『こんにちは、すごいお客さんですね。急いで準備します。』


平日の昼間ということもあり、サラリーマンの方がとても多かった。


準備を終え、梓さんの所に戻り、仕事に集中した。


夕方くらいにはだいぶ空いてきた。







ポアロの営業時間も終わり、梓さんと帰る準備をし、もう外が暗いので途中まで一緒に帰ることにした。


梓「今日午前中は安室さんとお出かけしてたんですか？」


ポアロは入口近くがガラス張りで、外が見えるようになっているから、零くんにポアロで降ろしたところを見られていたんだろう。


『えぇ、結婚式場を見に行ってたんです。』


梓「そうだったんですか！いいなぁ…お二人の結婚式楽しみです！」


『ありがとうございます、あっ、ここで曲がるんで、じゃあ。』


梓「さようなら、気をつけて。」


『はい、じゃあまた。』



私たちの結婚式を楽しみにしてくれてる人がいると思うと、とても嬉しい。

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