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打ち上げが終え、みんなが帰った後、片付けをしていた。
皿洗いには慣れているから、苦でもなんでもない。
それにみんなで手分けして洗えば、すぐに終わる。
皿洗いを終え、零くんと一緒に帰る。
こうやってポアロから一緒に帰る日は、大体夕食をお店で済ませているから、一緒にお風呂に入って、その後は……まぁ、そういうことして寝る。
今日もするんだろうな。
玄関を開け、リビングに入ると後ろから抱きしめられる。
零「今日も…」
『うん…』
inお風呂
『ぁ…、あんま見ないで…/』
零「もうお互いの身体なんて見慣れてるだろ?」
『私は…慣れていない……っんぅ…』
言いかけてた言葉は彼の唇に消えていく。
まだ彼の身体も、舌にも慣れていない。
舌が入ると身体がビクッとなり、彼は私の頭に手を回し、さらに深くする。
息、どこですればいいんだろ…
虚ろな景色の中で、息をしようと口を開くと、バスルームにぴちゃぴちゃとやらしい音が響く。
その音を聞いて、私の羞恥心は限界に達する。
唇が離れると、湯船に2人の蜜がポツリと落ちる。
零「もう出るか。お前顔真っ赤だし。」
『お風呂のせいだから……』
零「どうだか」
そう言って彼は湯船に浸かったままの私を抱きかかえベッドに寝かせる。
ベッドのシーツがひんやりとしていて、火照った身体を冷ます。
だけど、そんなこと零くんに抱かれたら忘れてしまう。
もう何回もしてるのに、慣れない自分も怖いけど、いつかこういうことに慣れてしまう方が怖い。
零くんが私の中を狂わせる。
明けない夜があればいいのに、そう思う。
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深雪 - しゅじんこうといぬのはろのいちにちのようすごしたかよみたいです。 (2019年6月15日 17時) (レス) id: 8e88cca1a9 (このIDを非表示/違反報告)
利香信者 - おめでとうございます!いつも応援して下さって嬉しいです!よい1年になりますように(-人-) (2019年6月12日 16時) (レス) id: 160fa727cf (このIDを非表示/違反報告)
深雪 - きょうわたしのたんじょうび。 (2019年6月12日 9時) (レス) id: 8e88cca1a9 (このIDを非表示/違反報告)
利香信者 - ジンの話書きました!題名は復讐相手とRendezvous。ぜひ読んでください! (2019年6月11日 20時) (レス) id: 160fa727cf (このIDを非表示/違反報告)
利香信者 - もうすぐジンの話も書くと思うので、そちらも見てくれればと思います! (2019年6月9日 23時) (レス) id: 160fa727cf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:利香信者 | 作成日時:2019年6月1日 22時