離婚しようとした彼との結婚生活

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歩いてる間に自己紹介をし、彼の名は京極真という高校生だった。


どっかで聞いたことあるなと思ったら、過去怪盗キッドと戦いニュースになった子だった。


空手家で、400戦無敗を保ち、襲撃の貴公子とも呼ばれているらしい。


なんだかんだで、ポアロの前に着き、いつもは上がらない階段を上り、毛利探偵事務所に着いた。


扉を開けると、園子ちゃんが私たちの元へ走ってきた。


園子「真さん！待ってたわよ！それに茉優さんも、どうしたの？」


真「道に迷っている時、彼女に会ってここまで連れてきてもらったんです。」


園子「そうなの！茉優さんありがとう！」


『いえいえ』


こうして見ると、園子ちゃんと京極さんお似合いだなぁ。


付き合ってるのかな？


園子「あ、そうだ！明日真さんの空手の試合なんだけど茉優さん一緒に見に行かない？蘭も連れて」


『明日か……何時から？』


園子「1時からよ！」


1時ならポアロのシフトも終わってるから行ける！


『うん！一緒に行こう！』


真「ありがとうございます」


『あの、おふたりは……』


差し支えなければ教えて欲しい！


園子「えぇ、付き合ってるわよ！」


そう言って園子ちゃんは真さんの腕に自分の腕を絡ませる。

真さんは恋愛に疎いのか、顔が真っ赤だった。


こんな高校生活送りたかったなぁ

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