42 やっぱり私は孤独だった。 ページ27
貴方サイド
何かが頭を横切った後、
目を開けたらそこは闇で、
ビリビリに破られた幼い私の写真が落ちていた。
一枚の紙と一緒に。
そこにはこう汚い幼児の書いた文字で記入されていた。
『かみさまへ
もしわたしのねがいをかなえてくれるなら、
おともだちをたくさんください。』
と。
読んで行くうちに視界がぼやけて来て
頰を何かがつたった。
“何か”には温もりがなく、
ただ氷のように冷たく、
少女を包んで行くだけだった。
私は孤独だった。
ねえ、カルマ。
なんで
貴方は
私に笑ってくれるの?
私に優しくしてくれるの?
ねえ、
ねえ、
ね…え…
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波@こたぬき - すごくおもしろいのであります!!(/`∀´\) (2018年11月4日 16時) (レス) id: 3a7b075e71 (このIDを非表示/違反報告)
黒九尾 - 夢主ちゃんの身長は158cmぐらいでどうでしょうか。更新頑張ってくださいね!応援してます! (2018年5月12日 22時) (レス) id: 3d24de6556 (このIDを非表示/違反報告)
GHHE - とても面白いです!更新頑張ってくださいね! (2018年5月3日 9時) (レス) id: 4af432bdbd (このIDを非表示/違反報告)
白ミンク(プロフ) - 更新頑張ります(´;ω;`) (2018年4月14日 12時) (レス) id: 4996ef6ddb (このIDを非表示/違反報告)
白ミンク(プロフ) - 46猫 SPさん» ありがとうございます!(リア友)よ!見てくれたんだね(≧∀≦) (2018年3月18日 21時) (レス) id: 4996ef6ddb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:白ミンク | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/risaribbon/
作成日時:2018年3月3日 10時