18話 助言 ページ20
あの後三人で楽しく帰りましたとさ マル
ppppppp
おっ。携帯がなってる
紅子さん?
何の用だろう?
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「もしもし」
『白き思い人が月に光をかざす時影のものによって滅びれん』
「えっ」
『ルシファーからの予言よ
貴方の思い人が今日の夜危険な目に合うわ
私からの助言よ」
「ありがとう。紅子さん」
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白き思い人
怪盗キッド
月にかざす時
宝石をかざす
影のものに
あの組織だろう
今日はちょうど、キッドの予告日だ
キッドが立ち寄るビルの屋上に行かなくちゃ
私が着いたら、影の物達は居なくて
真っ白なはずのスーツが赤黒くそまりぐったりしているキッドが居た。
早く手当てしなきゃ
ここから私の家は、徒歩10分
どうする?
タクシーなんて使えないし
とりあえず、近づくと
キッド「こんな夜遅くに危ないですよ。お嬢さん」
「そんなことはどうでも良いから、すぐに治療するよ」
キッド「どうでも良くないと思いますが」
「はぁー。よくその怪我で喋れんな
そのくらいだと、喋れないほど痛いんだけど」
ーーーーーー
キッドside
俺は、組織の奴らを相手にし
二発の銃弾を喰らってしまった。
腹と肩だ。
初めての痛みでぐったりしていると
階段を駆け上がる音とともにドアを開ける音が
そして、俺の大切な幼馴染
Aが居た。
なぜ?
泣きそうな顔で俺の元へ走って来た。
「こんな夜遅くに危ないですよ。お嬢さん」
A「そんなことは、どうでも良いからすぐに治療するよ。」
「どうでも良くないと思いますが」
A「はぁー。よくそんな怪我で喋れんな。
そのくらいだと、喋れないほど痛いんだけど」
痛いんだけど?
経験者か?
いったいなぜ。
Aが怪盗ヴォルフだった場合納得がいくが
危険な目に合ってんのか!
仮にそうだとしたら、今すぐに辞めさせなくては
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作者名:白奈うどん | 作成日時:2017年8月19日 0時