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ut「...違ったらごめん
俺らさ、付き合ったことある？」
セリフだけ聞いたら最低やけど許してな、と
付け加えた鬱くんは私を真っ直ぐと見つめている
...これは言い逃れ出来ないな
『うん、あるよ』
ut「やっぱりそうやんな？
じゃああの時ゾムが言うとったんも...」
ゾムと言う名前が聞こえ鬱くんを見返すも
ブツブツと呟きながら考え事をしているため
耳を澄ましても話の内容を聞くことは出来なかった
ut「Aちゃんは全部知ってんの？」
『知ってる』
ut「どういうことか教えて欲しい」
鬱くんに軽く頷いて話し出す
話している途中、鬱くんは何度か悲しい顔をした
私が全てを話終わると
鬱くんはブランコから立ち上がり
私を優しく包み込んだ
ut「今までよう頑張ったな
気付かへんかった上にまた同じような状況にして
ほんま頭上げれへんわ」
『へへへ、偉いでしょ』
ut「偉すぎるわ」
頑張ったな、ごめんな、と言う言葉が
耳元で何度か囁かれる
鬱くんの体温を受け止め
しばらくしてから体が離れると
先程までは心地よかった夜の風をやけに寒く感じた
ut「これからは絶対俺が、
俺達がAちゃんの事守るからな」
『申し訳ないわ、そんなん』
ut「今まで頑張っててんから今くらい俺らに頼り？」
『...ありがとう』
そう言った私に優しく微笑むと
鬱くんは手を差し出して「家まで送るわ」
と言ってくれた
その手を取って家までの道を歩く
『鬱くん』
ut「どうしたん？」
『私、今日のお昼休みの空気を凍らせたきっかけが
鬱くんの一言ってこと、忘れてへんからな』
鬱くんの顔からサッと血の気が引く
ut「ご、ごめん...まじでごめん...俺大罪人やん」
『...コンビニの1番高いアイスね』
ut「うっす...」
コンビニへ寄り道し
買ってくれたアイスを持って家の前に着く
『今日は本当にありがとう』
ut「お易い御用やわ
俺で良かったらいつでも話聞くからな」
そう言った鬱くんは私の手の甲へキスし
微笑んでから自分の家へと歩を進めて行った
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ウナギ子(プロフ) - 粉みるく。さん» コメントありがとうございます！受験勉強からの現実逃避ですので、つい投稿しちゃうんですよね笑 (2020年6月10日 21時) (
レス) id: 0ae7ee3071 (このIDを非表示/違反報告)
ウナギ子(プロフ) - 林です。嘘です。さん» 最高ですねありがとうございます笑 (2020年6月10日 21時) (レス) id: 0ae7ee3071 (このIDを非表示/違反報告)
粉みるく。(プロフ) - 初コメ失礼します))めっちゃ更新するじゃないすか…いや天才かよ(天才だな) (2020年6月10日 21時) (レス) id: 091f5a802b (このIDを非表示/違反報告)
林です。嘘です。 - 尊い無理好き ﾀﾞｲﾁｭｷ ほんとに婚約届けだしますわ。 えーっと、 夫の名前は、林です。嘘です。 で、 嫁さんはウナギ子さんっとよし出してきm(( あれ？ 私何をして、、、、、、、 (2020年6月10日 19時) (レス) id: aa4022e14b (このIDを非表示/違反報告)
ウナギ子(プロフ) - 仰げば尊死さん» アオゲバトウトシさん…！！生きて...！！喜んでいただけて嬉しいです！！ (2020年6月9日 22時) (レス) id: 0ae7ee3071 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ウナギ子 | 作成日時：2020年6月7日 12時
