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=後日談 ページ25

「おいこら何無視してんねん」
「…あ」

昼休み、営業のフロアまでわざわざやってきた藤井流星。

「報告せいって言ったやんかぁ〜」
「忘れてました」
「え、約束破った悪い子にはお仕置きせんとな〜」
「は?」


「今日の夜ちょっと俺につきあってくれへん?」
「おいこら流星!なに人の女口説いてんねん!てぃくびぴょいんするぞ!」

騒がしく彼氏殿が間に入ってきた。
助けてくれたのはありがたいんだけど…



「え、しげとA、付き合い始めたの?」
「長かったー」
「ツインルーム作戦成功しちゃった系?」
「え、やった?」

騒ぎだす営業部。
この騒ぎを見てまた他の部署からも野次馬が…


「ちょ、情報量多すぎてツッコミ大渋滞なんですが」
「よし、A、一個ずついこうか」

重岡…大毅に促されてひとつ。

「てぃくびぴょいんって、ガキか」

「そこいくかぁ…」


他にもいろいろ気になるけどね?


「それより流星!なんでそう手が早いんや!」
「別になんも悪いことしてないやん。今日の夜、しげも交えて飲みに行こー思っただけで」
「紛らわしいんじゃい!」

カオスな現場に癒しの神ちゃん登場。


「俺もまぜてやー」

「おぉいこいこ」


カオスな現場にさらなるカオス登場。

「のんちゃんも今日暇なんですけどぉ」
「望は今日仕事多いんちゃうん?」
「えー俺だけのけものとかありえんわ!てゆーか、何の騒ぎなん?」

なにも理解していなかったビッグベイビー。



「あ、Aちゃんとしげが、肉体関係のないせふれから肉体関係のあるせふれになったん?」





「あほか。彼女だ」




そうなのだ。私はこいつの彼女なのだ。
人生何があるか分からんなーと思って、大毅の方を見ると、にぃっとむかつくほどすがすがしいいつもの笑顔が返ってきたのであった。

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作者名:ひめりんご | 作成日時:2020年4月14日 1時

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