アナタの町に私の好きな人。-Reo- (ページ2)

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Aepisode

仕事終わりのお酒はたまんない。

今日も上司の色々な嫌がらせに耐える日々。

辞めたいけど、仕事慣れちゃったし…。

はぁ…。誰か癒しをちょうだい…。

今日はいつにも増してイライラしてて。

そんな日はいつも決まったBARで飲みまくる。

なんか今日はお酒のペース早そう。笑

お酒には強いから結構自信あるんだよねぇ。

よし、飲んで忘れよ！

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やばいやばい。飲みすぎた。

頭まわんないし、呂律もまわんない。

どうしよ、帰れないしぃ…。

頑張って帰るしかないか。

そう思い立ち上がると、フラフラな体は倒れ…
てない！？

え、なんで！？

待って、誰か支えてくれてるんじゃ…。

振り返ると、そこには1人の男性が立っていた。

うわぁ、すっごい綺麗な顔立ち。

これがいわゆるイケメンってやつか。

綺麗だなぁとジーッと見つめていると、

涼太「あの…。なんかついてますか？」

A「え？あ、いや！違います！綺麗な顔立ちだなぁと思って。つい…。すみません。」

涼太「喜んでいいんだよね…？ありがとうございます。」

本当にかっこいいなぁ。

この人の笑顔を見ると胸がキュンってなる。

あ…。待って体が倒れそう….。

酔い覚ましたかと思ってたのに。

涼太「おっと。大丈夫ですか？送りますよ。」

A「でも悪いし…。」

涼太「逆にこのまま帰ったら危ないですよ？」

A「…そうですね。じゃあ、お願いします。」

そう言うとニコッと笑って、「はい」って。

まただ。

やっぱ、この人の笑顔はダメだ…。

鼓動が鳴り止まない。

握られた指先が熱かった_________。