付き合いたての彼女にコン〇ーム見られました【ハイキュー!!】

山口忠 ページ4

｢遅れてごめんね!待ったでしょ!｣


『ううん!大丈夫だよ』


｢まだ冷えるから寒かったでしょ…ほら手も冷たい｣


坂ノ下商店で肉まんを奢ってくれるって話になった




坂ノ下商店で財布を出してる山口君を隣で見てる



チラリと小さいピンクの袋が入ってるのが見えた









『や,山口君!その,財布に入ってたのって…』




坂ノ下商店を出て歩きながら先程のピンク色の物体の話を切り出す


｢え?あ,これ?｣



財布の中を見せてくる


｢ツッキーがね!普通持つでしょって言ってたからさ!｣





あ,私の心配で無く






月島君の入知恵という事に少し悔しくなった







私より月島君だもん



『そ,そっかぁ〜!』






悔し涙が零れそうになったから肉まんを口いっぱいに頬張った






｢もちろんAちゃんの為ってのも有るけどね!｣



むしろそっちの方が大きいかなって頬を掻きながら呟く山口君ははにかみながら笑みを浮かべていた



『そ,それって…』




山口君の中で月島君より私の存在の方が大きいって事?





嬉しくて



『山口君,大好き!』


と初めて自分から自分の想いを告げた

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