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「っ…!」


遠目からでも見えた鬼の多さに息を呑む。水柱様の他にも複数名の剣士が応戦しているが、苦戦しているのは目に見えていた。


(こんな数の鬼を相手に情けなどかけていられない…この四か月で思い出した呼吸で…!)


私は大きく息を吸う。


水の呼吸 拾ノ型 生生流転


私は次々と鬼の頸を斬っていった。


(大丈夫__もうこの鬼達は隊士を襲っている…信条には反してない!)


幸いそれ程強い鬼はいないようで、技を続けているうちに私の周りにいた鬼達はだんだんと減っていった。

ちらりと確認すると、水柱様のいたところの鬼は既に全員首を斬られていて、彼は他の剣士の所へ援護に行っている。


(私もはやくここを片付けて応援にいかなくては___水柱様以外の隊士は私よりも階級が低い者ばかり…!)


私は群がっていた最後の鬼を斬ると、地面を蹴って水柱様達の戦っている場所に向かった。

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ゆうきりさ(プロフ) - ツナミカワさん» ご指摘ありがとうございます!キャラの名前を間違えるとは…本当にすみませんこの駄作者…!直しますね! (2020年9月27日 7時) (レス) id: a3d7f766b2 (このIDを非表示/違反報告)
ツナミカワ(プロフ) - 序章から申し訳ないですが富岡の漢字違いますよ正確には『冨岡』です (2020年9月26日 23時) (レス) id: f27e09d3f8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆうきりさ | 作成日時:2020年8月22日 17時

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