甘酸っぱい恋２

ムキになって ページ6

玲於side









Aがそんな目にあってたなんて。
俺、ほんとさいてーじゃん。
好きな子の事全然気づいてあげれない
挙げ句の果てにはムキになって避けて。

『あぁ！もう...。』

うまくいかない。
それに亜嵐くん告白したんでしょ。
AはOKするの？
そりゃするか。

時間が経つにつれイライラも増してくる
とにかくAに命令したり
殴ったりしたもえさんのとこに走る


ｰﾊﾞﾝｯｰ

もえさんは休憩室にいた
俺は勢いよくドアを開ける

もえ｢玲於くんっ！｣

『......』

俺は無言で近づいていく。

もえ｢どうしたの？？｣

『どうしたのじゃねーよ。よくそんな平気でいられるな』

もえ｢...っ、なんのこと？？｣

『は？Aに俺を避けるように命令したり
今日、あいつを殴ったり蹴ったりしたんだろ？』

もえ｢...。｣

『なんかいえよっ！！
これ以上俺の好きな人を傷つけんな...』

もえ｢私,玲於くんが好きで...
でもやっぱりAさんには勝てなかったか。｣

『やり方が間違ってんだろ』

もえ｢玲於くん...ごめんなさい...｣

『謝るのは俺じゃないでしょ』

そう言って部屋を出た





明日Aとちゃんと話そう
俺はAが好きなんだ

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