甘酸っぱい恋２

隼 ページ20

玲於side









どうやってはいったの？
もしかして俺殺される？
そんな不安な気持ちを抱きながら
恐る恐るリビングのドアを開ける

ｰｶﾞﾁｬｰ


隼「おかえりレオ！」

『なんだ、隼かよ〜』

.......。


『ってどうやってはいったの？！』

隼「しっかり戸締りしないと危ないよ〜」


あれ？今日鍵閉めてなかったっけ
そういえばさっきも鍵開けずに入れた
やってしまったーーーーーー。


『まぁ隼でよかったよ』

隼「感謝して♡」

『不法侵入罪で訴えるぞ』

隼「すみません。」


それより俺が気になるのは
もう23時になるのに
なんで隼が家に来たのか

『てか、なんで来たの？もうこんな時間だし、明日、地方行くっつってたじゃん、A』

隼「そのことなんだけどお、明日の荷物ちゃんとまとめて持ってきた！お風呂も入ってきたってことで...」

『泊めろと？』

隼「せいかーーーーい！！！」


いやいや、行動する前に許可をとれよ
まぁ隼にはいろいろお世話になってるから
良しとしよう


隼「で、どうだった？A」

『あ、付き合ってないって』

隼「よかったじゃん！でもなんであんなうざいくらいイケメンの亜嵐くんを振ったの？」


うざいくらいって...笑


『他に好きな人がいるんだってーー』

隼「...そうなんだ！ﾆﾔ」

なに、隼。なにその顔。

『ぶっさ』

隼「うるさーい！こんな俺にも可愛いファンちゃんがたくさんいますの♡すみませぬな」

『むかつく笑』

時計を見ればもう0時をまわっていた



『そろそろ寝んぞ、おやすみ』


隼「おやすみ〜」









いつ告白しようか悩んでる
なんて隼でも言えない

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