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嶺「 よし、帰るか。 」
からかいすぎたわーって
ドアへ向かっている
嶺亜くんを呼び止めた。
「 嶺亜くん! 」
嶺「 ん? 」
「 宣言どおりになりました。 」
顔なんて見れないけど。
ちゃんと、素直になったよ。
嶺「 はい、よく言えました。 」
あたしの元へ近付いて
大きくて優しい手があたしの頭を撫でた。
嶺「 じゃあ、俺に今して欲しいことは? 」
「 え? 」
嶺「 あれ、ないの? 」
ないわけじゃ、ない。
嶺「 まぁ、素直になったご褒美ね。 」
あたしに、キスの雨を落とす。
誰もいない図書室で、秘密の恋。
嶺「 これ以上、する? 」
「 しない! ここでは。 」
嶺「 は? ここではって何? 」
思わず“ ここでは ”と言ってしまった。
ゲラゲラ笑って、あたしをからかう。
「 そういう意味じゃないから! 」
嶺「 分かったよ。 ほら、行くよ。 」
辞書を持ってるから
手を繋ぐことはできないけど
心は繋がってるよね。
END
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千明 - 嶺亜の事 書いてるお前ら 親からも 学校からも 見離されれば。 (2016年12月31日 9時) (レス) id: 2e2999c4ec (このIDを非表示/違反報告)
千明 - 嶺亜の事 書いてるお前ら 悪いけど 嶺亜の事 馴れ馴れしく 気安く 人の彼氏の嶺亜の事 嶺亜って 呼び捨てにしないでくれる。 (2016年12月31日 9時) (レス) id: 2e2999c4ec (このIDを非表示/違反報告)
千明 - 嶺亜の事 書いてるお前ら あたしは あたしに何かあったら 嶺亜が守ってくれるけど てめえらは てめえらに何かあったら 嶺亜に 守って貰った事ない癖に。 (2016年12月31日 9時) (レス) id: 2e2999c4ec (このIDを非表示/違反報告)
千明 - 嶺亜の事 書いてるお前ら あたし達は カレカノだから 関係あるけど てめえらと 嶺亜は 何の関係もない癖に。 (2016年12月31日 9時) (レス) id: 2e2999c4ec (このIDを非表示/違反報告)
千明 - 嶺亜の事 書いてるお前ら 嶺亜は あたしの彼氏なのに あたしの彼氏の嶺亜の事 書くなんて あと 言うなんて 最低。 (2016年12月31日 9時) (レス) id: 2e2999c4ec (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:梨沙 | 作成日時:2014年3月30日 21時