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麗「 Aちゃん、遅かったね。 」
「 ごめん。 」
麗「 1時間くらい待ったかも。 」
嶺「 そんな待ってないでしょ。 」
麗「 嶺亜は、黙って。 」
嶺亜くんが帰ろうと言ってくれたおかげで
麗香ちゃんの怒りも収まったみたい。
なんだか、麗香ちゃんが怖い。
「 勇太、大丈夫だった? 」
勇「 何で? 」
「 ちょっと、さ。 」
勇「 麗香ちゃんのことなら、大丈夫。 」
きっと、大丈夫じゃない。
でも、深入りするようなことはできない。
あたしのせいで、いろんな人巻き込んじゃってる。
嶺「 じゃーな。 」
あたしが家に入るまで見送ってくれるらしい。
「 ねぇ。 」
嶺「 ん? 」
いつもより優しい笑顔。
大好きだなぁ、これ。
「 麗香ちゃんのこと好き? 」
嶺「 当たり前じゃん。 」
答えがすぐに返ってきた。
「 そっか。 じゃ! 」
涙がこぼれる前に、家に入った。
あたし、あなたのこと嫌いになるよ。
これ以上、傷つきたくない。
他の人に、迷惑はかけられない。
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千明 - 嶺亜の事 書いてるお前ら 親からも 学校からも 見離されれば。 (2016年12月31日 9時) (レス) id: 2e2999c4ec (このIDを非表示/違反報告)
千明 - 嶺亜の事 書いてるお前ら 悪いけど 嶺亜の事 馴れ馴れしく 気安く 人の彼氏の嶺亜の事 嶺亜って 呼び捨てにしないでくれる。 (2016年12月31日 9時) (レス) id: 2e2999c4ec (このIDを非表示/違反報告)
千明 - 嶺亜の事 書いてるお前ら あたしは あたしに何かあったら 嶺亜が守ってくれるけど てめえらは てめえらに何かあったら 嶺亜に 守って貰った事ない癖に。 (2016年12月31日 9時) (レス) id: 2e2999c4ec (このIDを非表示/違反報告)
千明 - 嶺亜の事 書いてるお前ら あたし達は カレカノだから 関係あるけど てめえらと 嶺亜は 何の関係もない癖に。 (2016年12月31日 9時) (レス) id: 2e2999c4ec (このIDを非表示/違反報告)
千明 - 嶺亜の事 書いてるお前ら 嶺亜は あたしの彼氏なのに あたしの彼氏の嶺亜の事 書くなんて あと 言うなんて 最低。 (2016年12月31日 9時) (レス) id: 2e2999c4ec (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:梨沙 | 作成日時:2014年3月30日 21時