恋愛宣言！ 【中村嶺亜】

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嶺亜side





今日は、Aをからかって





帰れると思ったのに足立さんから呼び出し。





嶺「 どしたのー？ 」





麗「 あ、怪我大丈夫？ 」





嶺「 心配してくれて、ありがとう。 」





ニコって笑ったら





パッて顔が明るくなった。





単純だ。。





でも、Aもこれくらい可愛く





笑ってくれればいいのに。





俺は見たいことない笑顔を、勇太は知ってる。





それが腹立たしくて、仕方がない。





嶺「 ねぇ、俺と付き合わない？ 」





麗「 え、あたしでいいの？ 」





嶺「 帰ろ。 」





手を繋いで、引っ張る。





Aの手とは、また違う感触。





Aみたいに柔らかくない。





俺、何考えてんだろ。





麗「 嶺亜っ、歩くの速いよ！ 」





嶺「 あ、ごめん。 」





勇太とAのシルエットが





ここからでもはっきり見える。





それを追いかけようとしていたせいか





歩くのが早くなってたみたいだ。





好きでもない奴と、付き合ちゃった。

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