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結「 A、顔ひどいよ。 」
「 知ってる。 」
結「 保健室行ったら？ 」
「 うん、そのつもりだった。 」
教室を出て、後ろを振り返る。
結奈ついてきてくれたらいいのに。
嶺「 Aちゃーん♪ 」
「 あ、おはよ。 」
できれば会いたくなかった。
... この顔で。
嶺「 顔、どうしたの！？ 何かあった？ 」
「 別に、大丈夫だよ。 」
中村くんのことで勘違いされたから、
今はあんまり一緒にいたくない。
嶺「 保健室行くなら、僕も行く！ 」
「 いいよ。 ひとりで行く。 」
嶺「 いいから。 」
結局、保健室まで連れてってもらうハメに。
「 ありがとうございました。 」
嶺「 僕も一緒に、サボっちゃおっかなー♪ 」
「 は？ 」
私、サボるわけじゃないから。
受ける気になれないだけ。
嶺「 嘘だよ！ そんな本気にしないでよ。 」
「 そっか。 」
嶺「 僕、彼氏いる人襲ったりしないから。 」
意味深発言をかました彼は、そのまま去っていった。
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作者名：梨沙 | 作成日時：2014年3月19日 23時
