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20. ページ20

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健「 Aちゃん! 」



「 中村くん? 」




最近、隣に引っ越してきた中村 嶺亜くん。





嶺「 彼氏とデート? 」



「 まぁ、一応ね。 」



嶺「 うらやましいなぁ。 」



「 そんなことないよ! 」





寒いから、と言って家へ入った。





もしかして、勇太が言ってたのって中村くんのこと?



だとしたら、私はすごい勘違いをされてる。





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行こうか、行かないか。



時計は、もう夜の9時を廻っていた。



家に帰ってきてから、悩んで今に至る。



行くべきだとは分かってるんだけど、行く気になれない。



弁解する自信もない。





「 よし! 」



決めた。 会いに行こう。



会って、今すぐにでも誤解をとかなきゃ。





走りやすいスニーカーを履いて、玄関を出る。



勇太の家には、実際のところ、玄関までしか行ったことがない。



それでも、家までの道はしっかり覚えてる。





着いた!



家までの距離、100m。





― やっぱり、来ないほうがよかったかも。





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設定タグ:神宮寺勇太 , 岩橋玄樹   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:梨沙 | 作成日時:2014年3月19日 23時

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