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朝、いつもより目覚めが良くて
学校に行くのが楽しみで
早く玄樹に会いたい。
いつもなら家の前にいる玄樹がいなくて
遅刻するギリギリまで彼を待つけど
一向に来る気配はない。
どうしたんだろう。
とりあえず学校行かないと。
「 おはよっ 」
玄「 えっ 」
あたしの隣の席の彼は
あたしを見るなり目を大きく見開く。
「 え？ 」
玄「 えっと、 」
すっかり忘れてた。
“ 未来を変えたら記憶が消える ”
あまりにも幸せで
そんなこと考える余裕なかった。
「 あ、Aです。 」
玄「 Aちゃんね。 」
「 忘れたの？ 」
玄「 あ、いや、一応確認。 」
玄樹は困った顔をして笑う。
優しいから。
彼はあたしのこと知らないって言わないんだ。
「 ね、勇太。 」
勇「 ん？ 」
「 勇太はあたしのこと分かるよね？ 」
勇「 当たり前じゃん。笑 」
玄樹だけがあたしのこと知らないんだ。
玄樹の中からあたしの記憶が消えた。
玄「 勇太ー、あっ 」
勇「 ん？ 」
玄「 あ、いや、なんでも。 」
玄樹はあたしを見て不思議な顔をする。
記憶がなくなっても平気って思ってた。
覚悟してるつもりだった。
でも、いざとなると苦しくてたまらない。
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risa(プロフ) - 芽さん» ありがとうございます!! (2015年8月12日 18時) (
レス) id: b5f2ab5e8d (このIDを非表示/違反報告)
芽 - risaさん» そうなんですか！！楽しみにしてますね！！短編集も頑張ってください！！ (2015年8月12日 9時) (レス) id: 31be5ba91b (このIDを非表示/違反報告)
risa(プロフ) - 芽さん» 今、セクボの短編集を書いてるのでそれが終わったら書こうかと思ってました!! (2015年8月11日 11時) (レス) id: b5f2ab5e8d (このIDを非表示/違反報告)
risa(プロフ) - 芽さん» ありがとうございます！(^^) ふたつも読んでいただいてるなんて…嬉しいかぎりです(о´∀`о) (2015年8月11日 11時) (レス) id: b5f2ab5e8d (このIDを非表示/違反報告)
芽 - Cinderella【岩橋玄樹】続きはありますか！？ (2015年8月10日 16時) (レス) id: 31be5ba91b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：risa | 作成日時：2015年6月24日 0時
