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リビングのソファーでテレビを見ながら





うとうとしているとソファーが急に沈んだ。





「 あっ、玄樹くん。 」





玄「 Aの寝顔初めて見たー! 」





海「 俺も俺も! 」





いつ来たのであろう海斗が





あたしの顔を覗きこむ。





「 んー 」





やっぱり瞼は重たくて、曖昧な返事をする。





優「 あー! アルジャーノン! 」





玄「 岸くんうるさい。 」





優太さんの声で少し目が覚めた。





玄「 布団行ったら? 」





「 うーん、うんうん。 」





自分でも何を言ってるのかよくわかんない。





勇「 ハーレムかよ。 」






「 ん? 」





立ち上がると目の前にいたのは





やっぱりあいつ。





「 ちーがーうー 」





眠たすぎてろくに返事ができない。





目をこすって彼の顔を見ると





お風呂上がりなのか髪の毛は濡れていて





上は何も着ていない。





なんなの、もう。



目覚めたわ。⬅





勇「 こっち。 」





「 あっ、ちょっと! 」





手首を掴まれて階段まで行くと





急にからだを持ち上げられた。





「 やっ、ちょっと! 」





勇「 うるさい。 」





誰かに見られるのも恥ずかしいけど





でもこの状況はもっと恥ずかしい。





あたしの部屋まで行くと





あたしを優しくベッドに下ろした。





案外、なにもしないんだ。





勇「 今何もしないんだって思ったでしょ? 」





「 思ってない。 」





勇「 このまま襲うこともできるけど? 」





ぐっと彼の顔が近づく。





心臓の音がうるさい。





絶対、勇太に聞こえてる。





勇「 なーんてねっ 」





「 知ってますよー」





勇太のせいで目覚めちゃったじゃん。

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risa(プロフ) - 芽さん» ありがとうございます!(^^) (2015年8月11日 11時) (レス) id: b5f2ab5e8d (このIDを非表示/違反報告)
- 面白いです!!! (2015年8月10日 13時) (レス) id: 31be5ba91b (このIDを非表示/違反報告)
risa(プロフ) - 犬さん» おーなるほど! わかりました! (2015年7月1日 0時) (レス) id: b5f2ab5e8d (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 自分サイドだけじゃなく自分以外のサイドのもほしいです (2015年6月29日 18時) (レス) id: c37433d5b3 (このIDを非表示/違反報告)
risa(プロフ) - みるくーるさん» ありがとうございます! 続編できました! ぜひまた読んでくれると嬉しいです!(^^) (2015年6月27日 0時) (レス) id: b5f2ab5e8d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:risa | 作成日時:2015年5月20日 20時

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