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Ren side.
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2件目のメッセージの内容が気になるけど、あとで落ち着いてからみることにした。
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康二『あれやろ。今日なんかええことあったやろ。』
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もう長い付き合いの康二には大抵なにも言わずとも伝わる。
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蓮「これからね。」
康二『えーなになにー？あー！あれか！』
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小指を立ててにやついてる。
そんな康二に返事するのもなんだか恥ずかしくて笑うだけにした。
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康二『いやええなぁ。あ、でもあれやで。
こんなこと言うのもかわいそやけど。
気ぃつけてや。蓮、最近仕事の波ガンガン来てるから。』
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康二の言うことは間違いない。
今じゃほとんど毎日なにかしらの仕事がある。
康二が頑張ってくれたおかげだと言っても過言ではない。
そんな周りのみんなの努力も無駄にしてしまうのだけは避けたい。
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蓮「うん。ありがと、康二。」
康二『あ、そうそう。明日なんやけど先方の都合で日程ずれて、明日の予定はとりあえずなくなったから。』
蓮「えっ。まじで？！」
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前のめりな俺の反応を見てニヤッと笑う。
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康二『そういうことだからとにかく気ぃつけてや〜。』
蓮「まじでありがとう。」
康二『僕のおかげちゃうから笑。』
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明日、土曜日。てことは、Aも休みだったよね。
きっと「明日休みになったから」って言ったらAは『体を休めないと。』とか言うんだろうな。
なんて思っていたら、さっきの翔太からのメッセージのことがすっかり頭から消えていた。
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作者名：り | 作成日時：2020年8月27日 21時
